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志賀内泰弘

ほろほろ通信『アナタハヤサシイヒト』志賀内泰弘<中日新聞掲載2013年1月13日>

阿久比町の原真智子さん(69)が、ご主人と穂高を旅行したときの話。 帰途、高山駅から電車に乗り込むと、十数人の外国の若者と一緒になった。そのうちの二人の女性が、原さん夫婦と通路をはさんで隣の席に座った。 ふと目をやると、通路側の女性のなんともかわいらしいこと。色白でふっくらとし、鼻が少し上向きになっているのが印象的。原さんは思わず絵筆を取り出して、彼女の似顔絵を描き始めた。 というのは、原さんは2 […]

ちょっといい話『小三治さんの言葉…何もできなくても、感謝の気持ちだけは忘れたくない』志賀内泰弘

この春、コロナ禍で頑張っておられる医療従者のみなさんを応援するため、チャリティプック「人生にエールを。」(リベラル社)を発刊しました。 「何かしなくては・・・」という思いから、「何か」を形にしたつもりでしたが、結局それは自己満足程度のことに過ぎないのだと、空しい気持ちになりました。 このところ身内が入院を余儀なくされ、何度も病院へ行きました。でも、本人に会うことはかないません。 ただ、その度ごとに […]

ちょっといい話『「花は咲けども噺せども」に元気をもらう』志賀内泰弘

噺家の立川談慶さんの経歴は、実にユニークです。 慶応大学経済学部卒。 ワコールへ就職。 その後、立川流に入門します。 その時の前座名が「立川ワコール」。 あはは。 明石家さんまさん並みの、安直な名前の付け方ですね。 そこからが長かった。たいていは前座を3から5年務めると「二ツ目」に昇進します。 前座は、楽屋で師匠たちにお茶を出したり着物の手伝いをしたり。また、太鼓を叩いたりと寄席の裏方の仕事をしま […]

ほろほろ通信『高速道路の子猫』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年12月9日>

松永敏彦さん(57)は名古屋高速道路公社に勤めている。サービス推進課でお客さまの声を聞くのが仕事だ。 高速道路上にはさまざまな物が落ちている。パトロール隊が日夜巡回して取り除いているが、広範囲のため限界がある。 そのため「○○に段ボールが落ちていますよ」などといったお客さまからの通報が頼りになる。 昨年1年間で、その数は500件以上に及ぶ。中でも頭を悩ませるのが動物の侵入だという。犬や猫は日常茶飯 […]

ちょっといい話『心が熱くなる福島のお弁当屋さん』志賀内泰弘

福島の友人・NPO「チーム福島」代表の半田真仁さんから「こんないい話があるよ」と連絡がありました。 半田さんは、広島県出身。たまたま縁があり、東日本大震災の後、福島の復興のために尽力しています。その一つが、「福島ひまわり里親プロジェクト」です。 ヒマワリを育てる「里親」を全国から募集します。「里親」となる方にはヒマワリの種を購入していただき、ヒマワリを育ててもらいます。種ができたら、再び福島に送り […]

ちょっといい話『忙しいときは、けっして慌てない』志賀内泰弘

拙著「京都祇園もも吉庵のあまから帖」シリーズは、タイトルの通り京都が舞台です。 でも、私は100%名古屋人。いくら京都が好きだからといっても、京都の風俗や慣習、京言葉を書くのはたいへんです。そのため、できる限り京都を訪ねてブラブラ歩き、京都の友達とオシャベリするように努めています。 また、「京都」に関する書物も、片っ端から読み漁ります。そんな中、笠井一子著「配膳さんという仕事」(平凡社)に出逢いま […]

ほろほろ通信『おばあちゃんに見守られて』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年11月18日>

名古屋市熱田区の山田友子さん (41)は神奈川県出身。幼い頃よく、茅ケ崎にある母方の実家に何度も泊まりに行った。 弟が生まれて手がかかることから、小学校に入るまでおばあちゃんに面倒を見てもらったのだ。白髪を取ってあげると「ありがとうね」と言ってくれたり、夜は添い寝をしてくれたりしたことが今も思い出に残っている。 そのおばあちゃんが、最近亡くなった。 朋子さんの夫は忙しくて帰りも遅い。10歳と5歳の […]

ちょっといい話『220人の子どもたちへの手紙』志賀内泰弘

今日は、愛知県瀬戸市立(小中一貫校)にじの丘小学校長・渡邊康雄さんから届いたお便りを紹介させていただきます。     *    *    *    *    * もう7,8年くらい前でしょうか。 地元愛知県の中京テレビのニュース番組「キャッチ!」でお天気キャスターとして活躍されている石橋武宜さんとご縁をいただき、小学校の子どもたちに授業をしていただきました。分かりやすい天気予報をされているのは知っ […]

ほろほろ通信『手元に戻った薬袋』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年11月11日>

「ひと言お礼が言いたくて」と、名古屋市中村区の吉村千恵子さん(45)から便りが届いた。 去る6月21日、吉村さんの79歳になる父親は一人で自転車に乗って病院へ出掛けた。何年か前に脳梗塞と心筋梗塞を患ったため、月に一度の定期検診を受けるためだ。診察を終えると外は土砂降り。仕方なく自転車を置き、バスで帰ることにした。 帰宅するなりハッとした。つい先ほど、病院の隣の薬局でもらった薬袋がないのだ。傘に気を […]

ちょっといい話『「あたりまえ」のことなんて一つもない』志賀内泰弘

岐阜聖徳学園大学の玉置崇教授は、学校の先生になる夢をかなえようとして勉強する学生を指導しておられます。その玉置ゼミのみなさんが拙著「人生にエールを。~はげまし、はげまされ」(リベラル社)を読んでいただきました。 そのゼミ生の一人、3年生の高橋奈優さんがこんな便りが玉置先生の元に届きました。ご本人にお許しをいただき、ここに紹介させていただきます。     *    *    *    * こんにちは […]

>プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

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自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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