『大丈夫』|たった一言でコンテスト受賞作品
池田学園池田小学校 氏名:米沢さん <心に響いた「たった一言」> 「大丈夫」 <「たった一言で」エピソード> これは、私の祖父が私によく言ってくれた言葉です。 その祖父は、もう亡くなってしまっています。私がケガをした時や、泣いてしまった時に言ってくれていました。私は、この言葉で、少し失敗してもなくことは無くなりました。 今でも、泣きそうになったり、くじけそうになった時は、心の中で、 「大丈夫」 と […]
池田学園池田小学校 氏名:米沢さん <心に響いた「たった一言」> 「大丈夫」 <「たった一言で」エピソード> これは、私の祖父が私によく言ってくれた言葉です。 その祖父は、もう亡くなってしまっています。私がケガをした時や、泣いてしまった時に言ってくれていました。私は、この言葉で、少し失敗してもなくことは無くなりました。 今でも、泣きそうになったり、くじけそうになった時は、心の中で、 「大丈夫」 と […]
日當(ひなた)郁夫さん(61)は、岩手県野田村の出身。中学卒業後、集団就職で愛知県にやって来た。自動車関連会社に勤めながら定時制高校を卒業し、採用試験に受かって警察官になった。 定年を控えて岡崎署茅原沢駐在所に勤務していたとき、東日本大震災が起き、故郷の村が津波に襲われて半分の家屋が消えた。幸い両親は無事だったが、28人が亡くなった。 発生翌日から、茅原沢地区の人たちが続々と義援金や救援物資などを […]
拙著「京都祇園もも吉庵のあまから帖」シリーズの取材のため、ひんぱんに京都を訪れます。 大徳寺の広い境内に、大慈院という塔頭があります。その院の中にある、精進料理で有名な「泉仙」で食事をした時のことです。箸袋を広げると、こんなことが書かれていました。 「有漏路より無漏路にいたる一休 雨ふらは降れ風ふかはふけ」 なんのことかさっぱりわからず調べてみました。 「有漏路」とは、煩悩 (ぼんのう) にけが […]
浜松市立都田中学校 鈴 木 舞 歩様の作品 親孝行大賞コンテストということで、母にどのようなことが嬉しいかを聞いた。 すると 「日頃の家事を手伝ってくれるのが一番嬉しい。一つやることがなくなるだけでとても楽になるし、長い休みの間はほぼ全て手伝ってくれるからすごく助かっている」 と言っていた。 それを言われてとても嬉しい気分になったのだが、その時に家事を母の仕事だと思ってしまっていたことに気がついた […]
神奈川県横浜市 畑心様の作品 いつの日からか、母の手伝いをするようになりました。最初は興味のあった料理から。 少しずつ洗濯をしたり、服を畳んだりしたりするようになりました。 段々と母のしていたほとんどの家事をできるようになり、母がいなくても一人で家事をできるようになったのです。 買い物に行き、予算内でできるものを考え、残ったものを使えるようにメニューを考えます。料理の合間に洗濯をし、掃除をして過ご […]
福島県白河市 月見どろぼう様(50代男性) 実家で暮らしていた父も兄も姉も相次いで亡くなり、母が一人暮らしになった。私は週末になると、会社から実家へ直行する。 翌日の母の通院の付き添いのため泊まるのだ。通院の朝は早い。順番を取るために母と朝7時には家を出る。待ち時間と診察、そして点滴で午前は終わってしまう。病院の売店で、おにぎりを買って、車の中で食べながら家へ帰る。 家に戻ると母は、ほっとするのか […]
岡崎市の三浦敏子さん(68)の長女愛子さんが、就職をしてすぐのころの話。 愛子さんが勤め先の仕事で近くの郵便局へ出掛け、窓口で並んでいると、列の後ろの方から何やら足踏みをしている音が聞こえた。 振り返ると、最後尾の男性が相当急いでいるのか、落ち着かない様子だった。そこで「お先にどうぞ」と順番を替わってあげた。よほどうれしかったのか「どーも」と男性がほほ笑んだ。 別の日の別の時間帯に、また同じ郵便局 […]
滋賀県で高校教諭をしている北村遥明さんは、毎月ゲスト講師を招いての勉強会「虹天塾近江」を主催し、その講演録などを掲載したニュースレターを発行しています。 今日は、その北村さんの「ちょっといい話」を紹介させていただきます。 * * * * * 「忙しくても、なくしたくないもの」 北村遥明 「忙しい」という言葉がある。「心を亡くす」と書くので、私はこの言葉を、 […]
長野県上伊那郡 かきちゃん様の作品 65歳にして食道がんに罹ってしまい入院。その宣告が受け容れられず、でもどうしようもなくて一人もがいていた時、長男から電話がありました。 直ぐに見舞いに行けない詫びかと思いきや、治療法からセカンドオピニオンのことやらいろいろ調べていて、うじうじしている私の考えるべきことを率直に伝えてくれました。 「そんなこと言ったって、どうしようもないじゃないか」と答えた私に、「 […]
広島県広島市 きむらあらた様の作品 新卒でマスコミ業界に就職。実家の大阪を出て、大都会東京で一人暮らし。やっと手に入れた初任給で親孝行しようと決意したが、何をすればいいのか…。考えに考えて、両親に温泉旅行をプレゼントすることにした。 「おかん、就職してちょっと慣れてきたし次の週末実家帰るわ!」 「わかった~、何食べたいんや?から揚げか? ハンバーグか?」 「から揚げ頼むわ」 恥じらいなのか、有難う […]