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「志賀内泰弘」の検索結果356件

『最終的には自分なんですよ』|ちょっといい話 志賀内泰弘

矢沢永吉(あえて「さん」は付けません)が、NHKの「SОNGS」に出演した時、二十代の若者たちから質問を受け付けるコーナーがありました。一人の女性が、こう質問しました。 「本当にやりたいこともなくて、もうどうしたらいいんでしょうか。わかんなくて」 なんとも漠然とした悩みです。 でも、ひょっとすると、これが若い人たちの、いや、年齢に関係なくほとんどの人の気持ちを代表する言葉のではないかと思いました。 […]

『地域の皆さん、ありがとう』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

日當(ひなた)郁夫さん(61)は、岩手県野田村の出身。中学卒業後、集団就職で愛知県にやって来た。自動車関連会社に勤めながら定時制高校を卒業し、採用試験に受かって警察官になった。 定年を控えて岡崎署茅原沢駐在所に勤務していたとき、東日本大震災が起き、故郷の村が津波に襲われて半分の家屋が消えた。幸い両親は無事だったが、28人が亡くなった。 発生翌日から、茅原沢地区の人たちが続々と義援金や救援物資などを […]

『精進料理「泉仙」の箸袋』|ちょっといい話 志賀内泰弘

拙著「京都祇園もも吉庵のあまから帖」シリーズの取材のため、ひんぱんに京都を訪れます。 大徳寺の広い境内に、大慈院という塔頭があります。その院の中にある、精進料理で有名な「泉仙」で食事をした時のことです。箸袋を広げると、こんなことが書かれていました。 「有漏路より無漏路にいたる一休  雨ふらは降れ風ふかはふけ」 なんのことかさっぱりわからず調べてみました。 「有漏路」とは、煩悩 (ぼんのう) にけが […]

『二度あることは三度ある』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

岡崎市の三浦敏子さん(68)の長女愛子さんが、就職をしてすぐのころの話。 愛子さんが勤め先の仕事で近くの郵便局へ出掛け、窓口で並んでいると、列の後ろの方から何やら足踏みをしている音が聞こえた。 振り返ると、最後尾の男性が相当急いでいるのか、落ち着かない様子だった。そこで「お先にどうぞ」と順番を替わってあげた。よほどうれしかったのか「どーも」と男性がほほ笑んだ。 別の日の別の時間帯に、また同じ郵便局 […]

『忙しくても、なくしたくないもの』北村遥明氏|ちょっといい話 志賀内泰弘

滋賀県で高校教諭をしている北村遥明さんは、毎月ゲスト講師を招いての勉強会「虹天塾近江」を主催し、その講演録などを掲載したニュースレターを発行しています。 今日は、その北村さんの「ちょっといい話」を紹介させていただきます。      *     *     *     *     * 「忙しくても、なくしたくないもの」 北村遥明 「忙しい」という言葉がある。「心を亡くす」と書くので、私はこの言葉を、 […]

『おじいさん、おじいさん』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

田原市の伊藤ちよのさん(66)は45年前、酪農業の家に嫁いできた。家族全員が朝早くから晩まで働いている。120頭の乳牛の世話に休みなく追われる毎日だ。 伊藤さんは、その他にも経理の仕事や社員の管理、もちろん家事もこなしている。家族がお互いのことを気遣う余裕がないほど忙しく、それこそ、人より牛が大切といった具合という。 そんな中、膝の手術のため一カ月間の入院を余儀なくさせられた時のこと。 隣の病室の […]

山本孝弘『駄菓子屋のおばあちゃんの想い出』|ちょっといい話 志賀内泰弘

今日のメルマガは、日本講演新聞中部支局長でコラムニストの山本孝弘さんに、書下ろしていただきました。ちっょぴり切なくて心温まるお話です。    *   *   *   *   * 「駄菓子屋のおばあちゃんの想い出」 山本孝弘 僕が子どもだった昭和の頃、どの町にも駄菓子屋があった。今思い返すだけでも3つの駄菓子屋が頭に浮かぶ。 そしてなぜか3つともおばあちゃんが店番をしていた。今思えば60歳くらいだっ […]

『一日も早い回復を』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

西尾市の笹尾正子さん(66)は30年間も同じ美容院「舞」を利用している。同じように長く通っているお客さんたちは、店主のことを「先生」と呼んで慕ってきた。 ところが、先生が5年ほど前にくも膜下出血で倒れてしまった。手術をして職場に復帰されたと思ったらまた入院。現在も病院でリハビリを続けている。 留守を預かっているのが従業員のKさんだ。高校生のときにアルバイトに来て以来、30年も先生を支えてきた。先生 […]

『お茶を差し上げないほうがよい場合もある』|ちょっといい話 志賀内泰弘

私は胃腸が弱いので、真夏でも冷たいものは飲みません。 さすがに熱中症になりそうなときには、一口、二口だけ冷たいものを口にしてから、その後は常温の飲み物に切り替えます。昔は、ビールをグイグイとやっていたので、正直つらい。 でも、身体のためには仕方がありません。仕事先の会社を訪問すると、夏は必ずと言っていいほど冷たいお茶が出てきます。 口をつけないでいると、 「どうぞ、召し上がってください」 と言われ […]

『厨房は猛吹雪』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

稲沢市の大坪十三子さん(80)が、名古屋市の名鉄ニューグランドホテルでパートで働き始めた10年前の話。 早朝に厨房の清掃をしていたら、ぬれ雑巾が誤って赤いボタンに触れてしまった。その途端にサイレンが鳴り響き、「ブオーン」という大きな音がして大型消火器から白い粉が噴き出してきた。 厨房は猛吹雪のように瞬く間に真っ白に。大坪さんはぼうぜんとしてその場に立ち尽くしたという。 そこへ次々とコックさんたちが […]

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう。