『母が生まれ育った町』|親孝行大賞受賞作品

【ペンネーム(掲載時のお名前)】菊地達之さん
【性別】男性
【年齢】40代
【住所】北海道室蘭市

【「親孝行大賞」のタイトル】
 母が生まれ育った町

【「親孝行大賞」の本文】
母が、還暦の時、何か欲しいものないと聞いたら、

「ない!でも一つだけ、行きたいところがある。それは、私が生まれ育った所がもう一度観たい」

と言うので私は、母の日に私と嫁と母と3人で生まれ育ったところを見に行きました。

そこは、家から車で5時間の所にある、ようざんという所にある小さな町で、もうほとんど更地で、ところどころにブロックの建物の跡やレンガ調の建物などが建っていました。

母は、ここは銭湯、ここには公衆トイレ、ここが学校跡、と当時の記憶が蘇ったみたいで、この道を下っていったところに、母の父が働いていた郵便局がありました。

そこから5分位歩いたところに母の実家が本当に基礎部分が少し残っていた状態で残っていました。

そして、母は、あれ、この3本並んだ桜の樹、私と妹二人が産まれたときに、父がお祝いとして植樹したんだという事を思い出して、涙ぐんでいました。

そして、そこで数枚写真を撮り、帰り際、「また来るね」と言って車で帰ってきました。

母は、「連れてきてくれてありがとう」と言ってくれました。嬉しかった。

最新情報をチェックしよう!
>プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

CTR IMG