『三九郎稲荷神社で学んだこと(その1)・・・嫌いな人間について考える』|ちょっといい話 志賀内泰弘

サラリーマンをしていた時、会社を辞めたくしてたまりませんでした。仕事が嫌いになったわけではありません。人間関係で耐えられなくなったのでした。

その一つは、上司からのパワハラです。今なら、コンプライアンス委員会に訴えたり、弁護士と相談するかもしれません。でも今から30年近くの前のことで、当時は「パワハラ」などという言葉さえありませんでした。

「会社でお金をもらうのは、人間関係の我慢料だよ」
などと、言う人もいました。
「叩かれて、いじめられて一人前になる」
とか、
「胃潰瘍になって初めて本物のサラリーマンだ」
などという上司もいたくらいです。
 (これはホントの話です)

すると、その上司のことが嫌いになります。休日もずっと上司のことが頭に浮かび、忘れられないのです。やがて私は、内臓がボロボロになり倒れてしまい、長期の入院をすることになりました。

さて、つい先日、京都は山科にある三九郎稲荷神社に参拝して来ました。ここは、人が生きる上での三大苦労(人間関係・健康・お金)を取り除いて下さるお稲荷さまです。

一番大切なのは人間関係です。人間関係からストレスが溜まると、健康を害し、人の助けをもらえずにお金が回ってこなくなるのです。

そのお稲荷さまのお社に、こんな張り紙がされてありました。これを「あのとき」に読んでいたら、僅かなりとも解決の糸口にが見えたのかもしれないと、今さらながら思います。

ここに、転記させていただきます。

    *    *    *    *

「嫌いな人間について」

三九郎稲荷神社

我々が職場などで嫌いな人間で悩むと、むしろ自分自身がその相手に支配されることになります。そしてそれは、我々の睡眠・食欲・健康・幸福までに及んできます。相手は少しも傷つかず、かえって我々自身が、日々、地獄を味わうことになります。

つまり、ネズミ一匹を追い出すために、家全体を焼き払うようなものです。相手を憎むことにより精力を果たし神経質になり、寿命まで縮めていることを知ったら、相手は手を打って大喜びするでしょう。

好まない人間について考えたりし、一分間たりとも時間を無駄にしないことです。嫌いな人間の炎が自分の体の中に入ってきたら、すぐさま消し去ることです。考えてはいけません。

そして、尊敬する人を、愛する人を、楽しいことを心に入れましょう。せっかくの人生、嫌いな人間について考える時間がもったいない。価値あるものだけに費やさなくてはいけません。

嫌いな人間のことを腹が立つといって至るところで悪口を人にいいふらし、その人間を「持って離さず」、身を滅ぼす人がなんと多いことでしょうか。

神道では言霊信仰といって、言葉には霊力が宿っていて、いい言葉を唱えると幸せが、悪い言葉を唱えると不幸がやってくると古くより言われます。

人間関係にご利益のある三九郎稲荷さまのお札を祀り、所持してください。そしてあなたを助けてくれる人に一人でも多く恵まれ、嫌いな人間に悪口を言われようが、「そんなことに構っている暇がない」という自信に満ちた態度で、いきいきと輝いている人物となってください。

    *    *    *    *

三九郎稲荷神社さんのこのメッセージが、私と同じように、「今このとき」に、人間関係で悩んでおられる方のお役に立てたら幸いです。

みなさんが、健やかに人生を送られることを祈ってやみません。

◆◆◆最後のお願い◆◆◆

2023年193号(2月発行)までは月刊紙(学校無料配布を含む)および「いい話の図書館」の発行を継続したいと希望しております。そのため、購読期間が一年未満となりますが、何卒、購読の継続や再購読をお願いできませんでしょうか。 また、当運動の集大成として、最後に志賀内泰弘氏と「いい話の図書館」の館主である小林由美子氏の日めくりカレンダー「人脈に恵まれるこころの習慣 きょうの言葉」を発売いたします。当運動が続けて来られたのも志賀内氏と小林氏の幅広い人脈のおかげです。

この日めくりカレンダーはその集大成として制作いたしました。ぜひ、ご購入いただき、月刊紙の発行にご協力ください。何卒、最後の最後まで、応援の程、よろしくお願いいたします。

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