『いいことしたら・・・どうなる?どうなる?』|ちょっといい話 志賀内泰弘

「風が吹けば桶屋が儲かる」ということわざをご存じでしょう。

風が吹くと、砂粒が飛んで目に入る。すると、目が不自由な人が増える。
すると、三味線を弾くのを仕事にする人が増える(昔は、盲目の三味線弾きの旅芸人がいました)。

すると、三味線の皮を張るために、猫の皮が必要になり猫が少なくなる。
すると、ネズミが増えて風呂などの桶をかじれらる。
すると、桶屋が儲かる・・・というように繋がります。
つまり、一見関係ないように思えることが原因で、思ってもみないことが起こるという例え話です。

テレビのバラエティ番組で、「風が吹けば桶屋が儲かる」のことわざを、現代風に置き換えたらどうなるか?という仮想ケースをプレゼントするという企画をやっていました。

その一つが、
「電車でお年寄りに席を譲ると・・・」
「回転ずしの値段が下がる」
というものです。
ちょっと無理があるように思えましたが、番組ではこのように説明していました。

電車でお年寄りに席を譲ると、足腰が疲れたお年寄りが助かる。運動は適度に行うのがいいので、立つのは足腰を鍛えるのに大切だけれども、ずっと立ちっぱなしで疲れすぎるのは良くないという理屈だそうです。

すると、お年寄りが健康になり、働けるようになる。

そのお年寄りを受け皿として最も求めているのが、交通誘導の警備員だそうです。警備員がいるのといないのとでは、車の流れが格段と違うのだそうです。

すると、渋滞が少なくなり、物流コストが大幅に下がる。物流コストの中で大きな負担となっているのが、冷凍・冷蔵車だそうです。目的地に早く着ければ、ガソリン代が安くつく。

すると、新鮮なネタを第一としてる回転ずしの値段が下がる・・・というわけです。

けっこう強引なところもありますが、「風が吹けば桶屋が儲かる」の繋がりに比べると劣るものではありません。

私も、その続きをさらに考えてみました。

「回転ずしの値段が下がる」と、家族全員で回転寿司に行く回数が増える。
すると、海産物の消費量が上がり水産業が盛んになる。
漁獲高を上げるためには、水質汚染に注意しなくてはならなくなる。
すると、プラスチック包装容器など石油精製物を消費しないようになる。
すると、木材製品が見直されて荒れた山の再生が行われる。
すると、ヒノキやスギの間伐が盛んに行われるようになる。
すると、その間伐材の活用法として、さまざまなヒノキやスギの製品が作られる。
すると、ヒノキのチップで作られた枕を使う人が増える。

ヒノキやスギにはセドロールというリラックス効果を高める物質が含まれいるので、安眠できる人が増える。

すると、前日の疲れが取れるので朝から機嫌が良くなる。
すると・・・夫婦ゲンカが減ります。

つまり、つまり、
「電車でお年寄りに席を譲ると・・・」
「夫婦ゲンカが減る」
という訳です。

ここで注目すべきは、他人に良い事をすると、自分も幸せになれるということです。情けは人のためならず。人の為に良い事をするのと、他人の為ではなく、自分の為なのだと言うことわざです。

みんなどこかで誰かと繋がっている。そしてご縁は繋がって、ぐるぐる回っいる。

お年寄りに席を譲るというのはほんの一例。プチ紳士・プチ淑女が増えると、自分も周りもみんなが住みよい世の中になるのですね。

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