ちょっといい話『ポジィティブ新庄剛志の原点』志賀内泰弘

日本ハムフィターズの新監督に就任した新庄剛志さんが好きです。とにかく明るい。メチャクチャ前向き。そのプレーを見ていると元気になりました。

さて、毎週欠かさず見ているテレビ番組「1億人の大質問!?笑ってこらえて!」の人気コーナー「ダーツの旅」に新庄さんが出演かしていました。

訪ねたのは福島県北会津村。ある木工所を見学するなり、新庄さんは電動のこぎりに目が留まり近づきました。

「中学のとき、これで椅子を作る授業があったでしょ。チャラけていて人差し指を切ってしまった」

と左手をカメラに向けます。そして、その人差し指に傷跡が残っていて、今も伸ばすことができないことを見せました。

「皮一枚でつながってダラリ。神経も筋も切れた」

と言います。
家に帰って、

「お父さん、オレ、野球できんくなった」

というと、植木職人だった父親にこう言われたそうです。

「オマエのその指、野球に使わんだろう」

そうなのです。実際、プレーをする時、左手の人差し指だけグローブから出してボールを受けていました。
さらにこう言います。

「でも、もしオマエ、これが右手だったら、左手で投げるだけだ」

どんなときにも前に前に。ポジティブという気持ちで人生を歩んで来たのは、父親のおかげだそうです。

さて自分の話。

家の片付けをしていて、左手の人差し指と中指を痛めてしまいました。接骨院に長く通うもなかなか治りません。側副靭帯損傷。炎症がひどく整形外科でステロイド注射をしてもらいましたが、「治るにはかなり長くかかりますよ」と言われました。

テーピングして固定。一番の治療は「動かさないこと」。

う~んどうしよう。

仕事の締め切りが迫っています。

パソコンを打つのはもちろんのこと、トイレも炊事もあれもこれも不自由です。うっかり、何かの拍子で人差し指と中指に物が当たると、激痛で「あ~!」と声を上げてしまいます。

ここで、新庄さんのお父さんの話を思い返しました。そうだ、左手には親指、薬指、小指があるじゃないか。右手は全部使える。

もし、このまま死ぬまで・・・というのは嫌だけど、「今あるもの」に感謝しよう。

そう思うとスーッと気持ちが楽になりました。

新庄さんのプレーでもっとも有名なのが、敬遠ボールにくらいついて打ってしまい、それがサヨナラヒットになってしまった試合です。

普通は、敬遠されるとなれば諦めるもの。でも、新庄さんに「諦める」という言葉はないのですね。
諦めない心。

これは「ポジティブ」の原動力です。

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