小池さん
高崎市立中尾中学校
<心に響いたたった一言>
「一緒に頑張らないか」
<たった一言エピソード>
僕が中学校に入ったばかりのことです。中学生になっていきなり悩みがありました。それは、その部活に入るか、です。
僕が入学した頃は、太っていて運動があまり得意ではありませんでした。なので僕は楽な部活に入ろうとしていました。すると、ある小学校からの友達からこんなことを言われました。
「バスケ部の練習を見に行かないか」と。
バスケ部。バスケは、たくさん動くし、走るし、出来れば避けたいと思っていました。とりあえず体育館に行くと、僕は、しばらく口があいていたと思います。二、三年生が必死に練習していました。先輩の頑張っている姿を見て少し感動しました。そのとき一緒に来た、友達が言いました。
「一緒にバスケ部で頑張らないか」
僕は、いいえという理由がなかった。でもその言葉を言ってくれたから、僕は入ろうという気になったと思う。僕は一言で誘ってくれて、一言で決心させてくれた友達に感謝したいです。