千葉県我孫子市
ペンネーム:柏崎ふさおさん
<心に響いた「たった一言」>
「親切にしてくれてありがとう・・・」
<「たった一言エピソード」>
余命3カ月の宣告を受けて入院していた50歳代の一人暮らしの女性の客様。
入院前の闘病生活の時に”便利屋”の仕事として、通院介助や入院・役所への交渉などのお手伝いをさせていただきました。いよいよだめだとなってホスピスに入院。そして亡くなる二日前にホスピスから看護師さんの助けを借りてお電話をいただきました。
「親切にしてくれてありがとう・・・」
短い一言でした。私は”便利屋”としての仕事としてさせていただいただけなのに、亡くなる前に感謝の電話をいただくとは・・・
お見舞いにも行きませんでしたので、慌てて次の日にホスピスに行くと、もうお客様は痛み止めで眠っており、お会いできませんでした。
それ以来、どのような仕事もお客様の立場を考えて、誠心・誠意努めさせていただくようになりました。