高木さん
京都共栄学園高等学校
<心に響いた「たった一言」>
「ごめんなさいね」
<「たった一言エピソード」>
私は小学二年生のときに半年ほど入院していたときがありました。
朝から晩までずっとベットの上で運動会までに治りそうもなく毎日毎日がおもしろくありませんでした。
そんな時にたびたび私の祖母が私あてに手紙を送ってくれていて、おし花がはってあったり金魚の形のはがきなど様々ありました。
その手紙には「なにもしてあげられなくて、ごめんなさいね」と書いてあったのがとても印象的で、小学二年生だった私は何も感じていなかったと思います。
しかし最近、家の掃除をしていてその手紙が見つかり読んでいると、胸がきゅっと熱くなりました。
重病ではないと分かっていても毎日心配してくれて、何もできない事を謝る祖母に本当に心配をかけていたことを知り、「おばあちゃんは心配性すぎる」と思っていた自分は何も考えていなかったと気付きました。
これからも裏で私を見守ってくれる祖母や家族を大事にしていこうと思います。