たった一言でコンテスト受賞作品 こころにビタミン賞『辛くても辛抱せよ』

大阪府枚方市
ペンネーム:Tomy

<心に響いた「たった一言」>
辛くても辛抱せよ

<「たった一言エピソード」>

昭和23年学卒で大手メーカーに入社し、順調に推移していたところ、昭和25年頃より不況の影響を受け給料の遅配が始まり、支給日が確定できない状態が発生した。

丁度その前に親父が目を患い、収入が途絶えたため私が家計を握ることになったが、私が実家を離れ会社の独身寮での生活のため給料から実家の生活費を送金する生活をしていた。

そのため次回の支給日が確定しないことは一日当たりの生活費が決められず、貯金も無くて不安の生活が続いた。

その頃、同期の友人達は当時好況な企業への転職をする者もあった。

私も転職を決意し念のため学校の恩師に相談してみた。

その時恩師から言われた言葉が「辛くても辛抱せよ」だった。

それで転職を思い止まり、家計の不足は不要家財の売却やアルバイトなどで補い何とかやりくり算段して凌いだ。

その後社業も次第に好転し始め、続いて戦後の高度成長期へと発展し、社業も順調に推移してきた。

お陰で定年まで安定した生活を送ることが出来た。

今になって振り返れば、あのときの恩師の一言が無ければ、私の人生はどうなっていただろうか。とても不安定な人生を送ったかもしれない。

それを考えると恩師の一言が、私の一生を幸せにしてくださったありがたい言葉だと感謝している。

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