たった一言でコンテスト受賞作品★いい言葉で賞★『八割でええ』

福岡県遠賀郡
氏名:柳本さん

<心に響いた「たった一言」>

「八割でええ」

<「たった一言エピソード」>

私が中学生のころ、母が急病で入院した。
父は自営業で忙しく、私と弟のことはあまり構っていられない。

私は、父と弟の食事の用意、母のお見舞い、勉強などで、属していた卓球部もあまり参加できない状態だった。

当時小学校5年生だった弟は生意気盛りで、母の居ないことをいいことに宿題もせずに遊びまわっている。

私が作った焼き飯を食べても、「まずい。」と言うので、ある日大喧嘩になった。

そして、私は、

「あんたが、そんな子だから、お母さんが病気になったんや」

と、怒鳴ってしまった。

すると、反抗的な顔をしていた弟が、いきなり泣き出してしまった。私はどうしていいかわからず家を飛び出して、近くの祖父の家に飛び込み、仏壇の前で声を出して泣いていた。

気分が落ち着いてから、祖父に話をすると、

「何もかも十割じゃのうて、八割でええんじゃよ」

そう言って、頭を撫でてくれた。
私は、肩に力が入り過ぎ、すべて母と同じように、しかも勉強や卓球まで犠牲にしてという思いが強かったようだ。

それ以降、つい力み過ぎてしまう自分に気づいた時、「八割でええ」を思い出すようにしている。

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