たった一言でコンテスト受賞作品★ハッピー賞★『ごめんね。きちんと産んであげられなくて』

東京都世田谷区
大島さん

<心に響いた「たった一言」>
「ごめんね。きちんと産んであげられなくて」

<「たった一言エピソード」>
高校生の時、腎臓の病気で手術入院した私は、当初一回の手術をして二週間で退院できるはずが、経過があまり良くなく、三回の手術と1ヶ月以上の入院を余儀なくされた。

しかも入院したのは、高校三年生の夏休み。受験も控えている自分は、看護してくれる人(親と看護士さん)へ気を使う余裕もなくなっていた。

医者が言うには、先天的な要因の病気らしく、八つ当たりに近い態度をとる私に、母は涙を浮かべながら、
「ごめんね。きちんと産んであげられなくて」
とつぶやいた。

自分はなんて、愚か者で自分勝手だったんだろう。そのたった一言で気づかされて、号泣してしまった。

夏休みを棒に振り、さらに退院後も通院しながらの受験勉強になったが、母にこれ以上無用な心配をかけたくない一心から死ぬほど勉強した。

模試ではE判定だったが、本番では奇跡と言うほか無い出来で、第一志望に合格して、母親と抱き合って喜んだ。

神様は素直じゃないけど、どこかでこの母子のことを気にかけてくれていたのかなと思った。神様と母さんありがとう。生まれてきて幸せです。

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