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ほろほろ通信

『命の恩人、見つかりました』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

昨年の12月8日付「ほろほろ通信」で、江南市の町野吉美さん(57)の話を紹介した。 自宅が火事と聞いて勤め先から駆け付けると、家の前にぼうぜんと母親(81)が座り込んでいた。 聞けば、見知らぬ男性がまるでスーパーマンのように燃え盛る火の中に飛び込み、先天性の心臓疾患と知的障がいがある次女を助け出してくれた。救急車で病院へ搬送されて奇跡的に助かり、お礼を言いたいがどこの誰か分からない。 掲載から一週 […]

『ごめんなさい、ありがとう』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

今から9年前の残暑厳しい9月のこと。名古屋市中川区の石原貴野さん(46)が娘さんを幼稚園に迎えに出掛けたとき、グランドで突然、頭がグラッとしたと思ったら意識を失った。 くも膜下出血だった。 救急車で病院に搬送され、すぐに手術。幸い、処置が早かったこともあり一命を取り留めた。しかし、左半身が不自由になり、リハビリも含めて2年間の入院生活を余儀なくさせられた。 退院してからの生活が大変だった。 夕飯は […]

『仲間の励ましに支えられて』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

岡崎市の鶴田よし子さん(65)はチーム輝葵踊(ききょう)の代表を務め、ど真ん中まつりに参加して7年がたつ。大勢の人たちと一緒に踊るのが生きがいだ。 東日本大震災の直前、鶴田さん自身にも突然の不幸が襲った。血液のがんといわれる多発性骨髄腫にかかっていると告知されたのだ。目の前が真っ暗になった。病気の事実を受け入れがたく、眠れない日が続いた。 そんな時、チームの仲間に励まされた。家でふさぎ込んでいると […]

『御在所から戻ったタオル』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

今年の5月、名古屋市中川区の小学6年岡部拓未君は、三重・滋賀県境の御在所岳に出掛けた。 小学2年の妹はおばあさんとロープウェイで、拓未君と中学2年のお姉さんは、おじいさんと一緒に登山をした。とても暑い日で、汗びっしょり。お姉さんのタオルを借りて何度も顔の汗を拭いた。 九合目でお姉さんが声を上げた。「タオルがない」と。どうやら七合目の休憩所に忘れて来てしまったらしい。しかし、疲れていたので引き返す元 […]

『金髪の若者に学んだ』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

名古屋市中川区の建築会社に勤める日比友和さん(38)は最近、一人の若者と出会った。 それは、建築現場で足場を組む仕事をしているA君だ。初対面の印象は良くなかった。金髪だったから。ところが実にしっかりしている。 朝、現場へ来ると「おはようございます」と笑顔であいさつ。「どこをやらせていただいたらよろしいでしょうか」と、きちんと敬語が使える。「どーしたらいいっすかねー」などと、ため口で言うのが普通の時 […]

『命の恩人に「ありがとう」』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

今年の3月21日のこと。江南市の町野吉美さん(57)は、勤め先の上司から「家が火事だそうだ。すぐに帰宅して」と言われ、真っ青になった。 吉美さんは、両親、夫、3人の子供の7人家族。その日は81歳の母親と次女が家にいるはず。取るものも取らずに駆け付けると家は焼け、そこにはぼうぜんとして座り込む母親の姿があった。 聞けば、母親が気付いたときには、火の勢いが強く、吉美さんの次女がいた2階には上がれなかっ […]

『みんなで気楽に清掃活動』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

名古屋市熱田区の服部幸一さん(48)は、グリーンバードというNPОの清掃活動に参加している。 この活動はもともと、東京・原宿の表参道で始まった参加型ボランティアプロジェクト。「ごみやたばこをポイ捨てしない」と宣言すれば、誰でもメンバーになれる。主な活動は町の清掃だが強制ではない。 服部さんは月に二度、同市中区栄近辺の清掃に参加している。午後7時半、錦通大津の交差点にある空き地にどこからともなく人が […]

『桑名インターでの出来事』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

西尾市の神谷美知子さん(65)がご主人と車で京都に出掛けたときの話。 伊勢湾岸道の四日市ジャンクションを大阪方面へ向かうところ、誤って名古屋方面のランプに入ってしまった。仕方なく、次の桑名インターチェンジでいったん、高速道を降りて入り直すことにした。 自動料金収受システム(ETC)車載ではないので一般車両のレーンに入った。料金を支払う際、助手席の美知子さんが係員に「間違っちゃったの」と一言漏らした […]

『父親から学んだこと』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

一宮市の服部修寛さん(63)がまだ独身だったころの父光孝さんの思い出話。 ある日、家族で名古屋の中華料理店に出掛け、支払いを済ませて車に乗り込んだ。もうすぐ家に着くというところで、光孝さんが突然「店に引き返せ」と大声で言った。 「注文した料理の合計と支払った金額が合わない。支払ったのが500円安かった」とのこと。 50年も珠算の先生をしているので間違いないと思われた。修寛さんは「もう閉店しているか […]

『普段言えないけど、ありがとう』|ほろほろ通信 志賀内泰弘

春日井市の森世昶(としあき)さん(81)は、以前、大手電機メーカーに勤めていた。若いころから正しいと思ったことは、絶対に曲げない性格だった。しかしそれは、会社員としてはあまり適していなかった。 当時は、世界各国へ電気機器を輸出する際に、取扱説明書は日本語で書かれていた。上司に「相手国の言語で作って欲しい」と申し出ると「日本語で十分だ」と却下された。それが原因で言い争いになった。そんなことが日常茶飯 […]

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

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自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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