ほろほろ通信
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ほろほろ通信『アナタハヤサシイヒト』志賀内泰弘<中日新聞掲載2013年1月13日>

阿久比町の原真智子さん(69)が、ご主人と穂高を旅行したときの話。 帰途、高山駅から電車に乗り込むと、十数人の外国の若者と一緒になった。そのうちの二人の女性が、原さん夫婦と通路をはさんで隣の席に座った。 ふと目をやると、通路側の女性のなんともかわいらしいこと。色白でふっくらとし、鼻が少し上向きになっているのが印象的。原さんは思わず絵筆を取り出して、彼女の似顔絵を描き始めた。 というのは、原さんは2 […]

ほろほろ通信『少しでもお役に立てたら』志賀内泰弘<中日新聞掲載2013年1月6日>

昨年11月25日付「ほろほろ通信」で、こんな話を紹介した。 名古屋市中村区の生駒リサさん(34)は頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアの持病があり、首の痛みや手のしびれに悩まされている。2歳の娘さんを抱いて電車に乗ったときのこと。 痛みが限界になったので「席を譲っていただけませんか」と座っている乗客に頼んだ。 ところが「何で譲らないかんの?」などと10人以上の人に断られた。諦めて立っていると、途中、乗り […]

ほろほろ通信『みんなが席に座れた』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年12月16日>

豊田市の藤岡中学校3年の小栗萌花(もえか)さんが、塾へ行くためにバスに乗ったときのこと。 最初は空いていたので小栗さんも座れたが、だんだん混雑して立っている人が増えてきた。 いくつ目かの停留所でおばあさんが乗り込んできた。どこか座れないかと見回している。 すると、すぐ近くでその様子を見ていた小栗さんの友達の青山茉依(まい)さんと大内瑞紀(みずき)さんがパッと立ち、おばあさんに席を譲った。 二人掛け […]

ほろほろ通信『旅館従業員の粋な計らい』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年12月2日>

名古屋市西区の森茂伸さん(60)は目が不自由で、通勤はもとより外出するときには白いつえが手放せない。 しかし、休日には精力的にイベントや旅行に出掛ける。中でも夫婦で温泉へ行くのが一番の楽しみという。 その森さんの知り合いで、弱視の女性Aさんの話。 Aさんも温泉が好きで、全盲の女性の友人と温泉に出掛けた。宿に着くと早速お風呂へ。誰も入っていなかったので、二人で湯船に漬かって話が弾んだ。 しばらくして […]

ほろほろ通信『高速道路の子猫』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年12月9日>

松永敏彦さん(57)は名古屋高速道路公社に勤めている。サービス推進課でお客さまの声を聞くのが仕事だ。 高速道路上にはさまざまな物が落ちている。パトロール隊が日夜巡回して取り除いているが、広範囲のため限界がある。 そのため「○○に段ボールが落ちていますよ」などといったお客さまからの通報が頼りになる。 昨年1年間で、その数は500件以上に及ぶ。中でも頭を悩ませるのが動物の侵入だという。犬や猫は日常茶飯 […]

ほろほろ通信『アンパンマン食べちゃってもいいの? 』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年11月25日>

名古屋市中村区の生駒リサさん (34)が、2歳の娘さんと名鉄電車に乗ったときの話。 頸椎(けいつい)椎間板ヘルニアの持病がある生駒さんは、抱っこするのは10分が限界。そのため、外出時はベビーカーを使うが、自身も30分と立っていられない。 行きの電車では首の痛みに加え、手もしびれてきたので「席を譲っていただけませんか」と座っている乗客に頼んだ。 しかし、「何で譲らないかんの?」「若いんだから立ってた […]

ほろほろ通信『おばあちゃんに見守られて』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年11月18日>

名古屋市熱田区の山田友子さん (41)は神奈川県出身。幼い頃よく、茅ケ崎にある母方の実家に何度も泊まりに行った。 弟が生まれて手がかかることから、小学校に入るまでおばあちゃんに面倒を見てもらったのだ。白髪を取ってあげると「ありがとうね」と言ってくれたり、夜は添い寝をしてくれたりしたことが今も思い出に残っている。 そのおばあちゃんが、最近亡くなった。 朋子さんの夫は忙しくて帰りも遅い。10歳と5歳の […]

ほろほろ通信『手元に戻った薬袋』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年11月11日>

「ひと言お礼が言いたくて」と、名古屋市中村区の吉村千恵子さん(45)から便りが届いた。 去る6月21日、吉村さんの79歳になる父親は一人で自転車に乗って病院へ出掛けた。何年か前に脳梗塞と心筋梗塞を患ったため、月に一度の定期検診を受けるためだ。診察を終えると外は土砂降り。仕方なく自転車を置き、バスで帰ることにした。 帰宅するなりハッとした。つい先ほど、病院の隣の薬局でもらった薬袋がないのだ。傘に気を […]

ほろほろ通信『見知らぬ人たちに助けられて』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年10月28日>

春日井市の木村三千子さん (78)は週に2、3回、春日井リハリビテーション病院に入院中のご主人を見舞いに行く。バス、電車、バスと乗り継いでようやく病院へ。ところが、認知症で寝たきりのため、ほとんどこちらのことが理解できず暗い気分になってしまうという。 ある日、病院の帰り道に眼鏡屋さんに立ち寄ったときのこと。店を出て駅へ歩いていたところ、周り景色が違うことに気付いた。どうやら反対方向に歩いて来てしま […]

ほろほろ通信『修学旅行で一日一善』志賀内泰弘<中日新聞掲載2012年10月21日>

大口町の水谷恵子さん (43)から、ご主人が教頭を務める江南市立布袋中学校での「ちょっといい話」が届いた。 日頃から、布袋中学ではボランティア活動を推奨している。3年生が東京へ修学旅行に出掛けるに際し、出発前日の学年集会で、参加者にこんな呼び掛けをしたという。「一人、一日、一回以上良いことをしよう」。修学旅行も普段の生活の延長にあると考えてのことだった。 さて出発の当日、集合場所の名古屋駅で路上の […]

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

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