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「親孝行大賞」受賞作品

『鯖寿司』|親孝行大賞受賞作品

滋賀県守山市 coni様の作品 地元の祭りなどの時に義母が作る鯖寿司は日本一旨いと思ってきたし、息子達も大ファンです。妻の実家は車で10分ほどなので、鯖寿司に限らず収穫できた米に野菜、色々な煮物を貰ってます。 ところが高齢になった義母の料理の味にバラつきが見え出しました。常に旨かった味が時々「???」になったのです。 それを一緒に食ってた長男が危機感を持ったのでしょう。 「今のウチに鯖寿司の作り方 […]

『お父さんの誕生日』|親孝行大賞受賞作品

三重県四日市 二村さん様 の作品 「もう出かける?今日、お父さんの誕生日だから、出かける前におめでとうくらい言ったら?」 洗面所で髪を整えている長女にそう言うと、 「分かっとる」 と、めんどくさそうに答える。仕事を始めてまだ3か月の長女は、朝の段取りに必死だ。出かける支度を終えると普段は玄関へ直行だが、その日の朝はキッチンへ小走りに立ち寄った。 長女はキッチンのドアを開けると、朝食を食べている夫に […]

『遺伝』|親孝行大賞受賞作品

大阪府大阪市 淀川太郎様の作品 僕の父は昔から単身赴任でいつも家にいなかった。 昔からそれが当たり前だったためとくに寂しいと感じたことはなかったが、たまに帰ってきたときに一緒に古本屋に行くのを楽しみにしていた。 僕は漫画コーナーへ父は難しい活字ばかりの本が並ぶコーナーへ、時間がたつとそれぞれが本を持ってきて、父に本を買ってもらうのだ。 僕は思春期になり父と話すこともなくなった。父は一人で古本屋に行 […]

『カード』|親孝行大賞受賞作品

大阪府枚方市 短パン先生の作品 母の日やお誕生日には、ちょっとしたプレゼントとカードを渡していた。 プレゼントはもちろん、特にカードは可愛いね、と喜んでいた。カードは、飛び出す絵本のようなものを渡すこともあった。 が、仕事が、忙しくうっかりカードを買い忘れることもしばしばあった。100均一の安いカードや便箋にメッセージを書いたりして、ちょっと手抜きをすることもしばしばあった。 ある時、ちょっと見せ […]

『私の母の親孝行』|親孝行大賞受賞作品

北海道札幌市 あや様の作品 今から5年ほど前の話になります。 私の祖父も80歳を超え、体調を崩すことも多くなっていたこともあり、私の母と私、そして子供たちと一緒に祖父の元へ遊びに行きました。 その日は体調も良さそうで、外から何か盛り上がっている声が聞こえてきたのですが、私はてっきり自分の子供たちがはしゃいでいたのだと思い、窓から様子を見てみると、そこには母と祖父が何やら楽しそうに畑作業をしていまし […]

『父親と交わした固い握手』|親孝行大賞受賞作品

京都府舞鶴市 和尚様の作品 私の父親は、長年、町役場の職員を務め、その後も地域の役を引き受けたり、ソフトボールや田畑の作業に精を出したりと、とても元気に活動していました。 ところが、古希を迎えた昨年、食道癌を患いました。 毎回の通院付き添いやお見舞い等、今までよりも共に過ごす事や会話も増えましたが、様子をうかがう中で、明らかに活動が制限され気分的にも落ち込むようになっていました。 幸い、入院手術を […]

『ママのかたもみけん』|親孝行大賞受賞作品

広島県広島市 かぜのこ様の作品 この夏、里帰り出産をした。 仕事も産休に入ってひと段落し、広島から東京の実家に半年ぶりに帰省した。 出産まで特にすることもないので、高校卒業と同時に実家を出てからそのままになっていた自分の部屋をゆっくり整理することにした。 次から次に出てくる、幼少期の思い出。交換ノートやリコーダー、卒業アルバムやシール帳。懐かしくてたえず手が止まり、なかなか作業が進まない。 その中 […]

『笑顔、送信!』|親孝行大賞受賞作品

愛知県名古屋市 むぎこ様(30代女性) このコロナ禍。会いに帰るのが親孝行か、我慢して帰らないのが親孝行か。私たちは迷いに迷っていた。 「大丈夫? 元気にしてる?」 父親と兄を続けて亡くしただけでなく、脳梗塞に倒れた母親もみている母。精神的にも肉体的にも日々身を削っている状態な上、コロナのせいもありリフレッシュも難しい。 心も身体も心配だった。帰って何か手伝えないか、心を支えられないか。せめて一時 […]

『相づちは親孝行』|親孝行大賞受賞作品

神奈川県平塚市 かなともこ様の作品 母に一年半ぶりに会いました。お母さん、この前より小さくなったみたい…。 しかも、ほんの数時間前に話したことも、「えっ、それなに?」って聞くようになりました。まるで、初めて話を聞くかのように。 それでも、何十年も前のことを思い出しては、昨日のことのように、はっきり、そしてイキイキと話します。 翌日になると、母は、また、いつもと同じ遠い昔の話を始めました。 最初はに […]

『一番の親孝行』|親孝行大賞受賞作品

宮崎県延岡市 濱田様の作品 「大学教授になって帰ってくるから」 そう言って、私は両親と離れ自分の希望通りの大学へと進学した。母は別れ際の車で泣いていたというが、そんなことはつゆ知らず、私は明日から始まる新生活に胸を躍らせていた。 しかし、新生活はそう甘いものではなかった。周りを見ると、到底かないそうにない友だちが居て進学早々に大学教授の夢を諦めざるをえなかった。自信を失っていた私に、さらに追い打ち […]

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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