運動の理念
ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう
「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動 代表 志賀内泰弘
活動開始:2005年
活動終了:2023年2月
運動の趣旨
なかなか善行って、できません。ましてや、ボランティアなんて堅苦しい「いい話」や「美談」なんてあるようで少ない。そんな世の中だから、他人の心遣いに触れて、本当に嬉しくなることがあります。無理しなくてもいいから、できる範囲のよい事をすればいいと思います。あなたも街に埋もれている「プチ紳士・プチ淑女」を探してみませんか。「プチ紳士・プチ淑女」とは、見過ごしがちなほど、小さな小さな親切をする人のこと。きっと、生き方のお手本になるはずです。ひょっとして、自分にも真似できることがあるかもしれません。これは、「プチ紳士・プチ淑女」を称え、思いやりでいっぱいの世の中をつくろうという運動です。
(※2023年2月を持って活動は終了しました)
小中学校への月刊紙「プチ紳士からの手紙」無料配布について
たいへん大胆な事かもしれませんが、「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動を続けることで、何十年後の世界が、愛にあふれる素晴らしい世の中になっていることを目標にしています。確かに、いっぺんに世の中が変わるのは大変です。でも、もしも今の子どもたちが少しずつ「思いやりの心」を実践していったら、10年後大人になった時、間違いなく世界を変える力を生むでしょう。そのためには、現在の小・中学生たちが、今からギブ・アンド・ギブの精神を学び、「プチ紳士・プチ淑女」になることが未来への第一歩と考えています。
どんなことをするにも10年続けたら一人前と言います。その第一歩を伝えるため、全国の小中学校の生徒さんや先生には月刊紙「プチ紳士からの手紙」を無料で配布することにしています。大人は有料、それは未来への投資。つまり、心ある方々の購読料を「ギブ・アンド・ギブ」という目に見えない精神を形に変えて、子どもたちへ還元するのが本紙の役割の一つと考えております。
(※2023年2月を持って活動は終了しました)
道徳の教科書に載りました!
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18年間ありがとうございました 〜活動終了のお知らせ〜
プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動を支えていただいた皆様へ
『18年間ありがとうございました 〜活動終了のお知らせ〜』
いつもいつもプチ紳士・淑女運動を応援していただき、誠にありがとうございます。事務局長の小島です。
最初に小冊子「ギブ&ギブで上手くゆく」を発行して18年になります。その翌年、月刊紙の前身となる朗読CD付き季刊誌を発行から早17年になりました。 当運動は、作家の志賀内泰弘氏が執筆し、事務局長の小島がプロデューサー兼クリエーターとして運営してきました。
創設当初から「補助金や寄付金を受け取らず、収益のみで運営する」ことを二人で誓い、提供するサービスと商品の質を磨いて参りました。
広告なしで会員の購読料のみで有料購読紙を17年もの長い間発行できたのも、全国のサポーター417人を含め会員の皆様のおかげです。本当にありがとうございます。
ここ数年、購読者数の減少やカレンダーや冊子の販売低迷が続き、さまざまな策を講じてまいりましたが、このコロナ禍においてますます状況がひっ迫し減少傾向を止められず、事務局運営が困難となりました。
苦渋の決断ではありますが、2023年2月をもってすべての「プチ紳士・プチ淑女を探せ!」運動の活動を終了いたします。誠に申し訳ございません、深くお詫びいたします。
月刊紙を発行する際、学校無料配布をするきっかけは「大人になりたくない子供が増えている」という報道を耳にし、「世の中にはこんなに素晴らしい人たちがたくさんいるよ」と子供にこそ、伝えなければいけないという使命感からでした。
創刊から17年といえば、小学一年生だった子が社会人になり、中学一年生だった子が結婚して子供がいてもおかしくない年齢になっています。先生一年目の方がベテラン教師として活躍している年齢でもあります。
プチ紳士・プチ淑女運動を通していい話を読んだ皆様が「ギブ&ギブ」の心を周りに伝えていただけたら、望外の喜びです。
<プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動の18年間の活動記録>
◎小冊子「ギブ&ギブで上手くゆく」販売部数3万冊
◎日めくりカレンダー14種 販売部数5万冊
◎月刊紙「プチ紳士からの手紙」個人会員延べ2030人 法人会員延べ263社
◎サポーター417名
◎小中学校無料配布 延べ656校 無料配布部数108,320冊
◎「いい話の図書館」館主 延べ124人
◎「たった一言でコンテスト」開催10回 応募総数31,030件
◎「親孝行大賞」開催3回 応募総数2,530件