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志賀内泰弘

ほろほろ通信『野球部のあいさつ』志賀内泰弘

みよし市の会社員、大津泰弘さん(42)は小学校から大学まで野球部に所属していた。社会人になってからも地元のチームに入り、今も野球を続けている。 3年前、大津さんの母校の中学に息子さんが入学。と同時に野球部に入部した。自分と同じ道を歩んでくれたことが、この上なくうれしかったという。以来、休日には野球部の練習や試合の手伝いを買って出て、審判やプレーの指導もしている。 その野球部の対外試合に付き添い、相 […]

ほっこり親孝行ものがたり『第13回 「幸せだなぁ」といつも口にする』志賀内泰弘

私は、ときどき、実家の母を訪ねる。6年ほど前に父を亡くし、それから一人暮らしをしている。父の最後は、壮絶だった。長く肺を患っていたので、息が苦しいのだ。ぎりぎりまで、訪問介護を受け、自宅で療養していた。一日の大半を酸素吸入器も使用してした。 ところが、どうしてもタバコがやめられない。母に隠れて吸ってしまうのだ。それで、ますます悪化した。そして・・・入院。母は、父がベッドの上で、顔をゆがめて苦しむ姿 […]

ほろほろ通信『通勤途中のそうじのおじいさん』志賀内泰弘

豊橋市の盛岡明美さん(58)は、自家用車で通勤している。その途中の道で見かける光景について便りをいただいた。 3年くらい前から、歩道や車道のそうじをしている人たちをときどき見かけるという。40から50歳くらいの7、8人の男性で、全員が同じ黄緑色の作業服を着ている。何度か見るうちに、通りに面した平屋の小さな会社の社員さんらしいことがわかった。 ところが、そうじをするのは、自分たちの会社の周りだけでは […]

ほっこり親孝行ものがたり「第12回『生んでくれて、ありがとう』」志賀内泰弘

今日は、母親が入居している施設を訪ねる日だ。本当は、うちで一緒に暮らしたかった。でも、我が家の家業は居酒屋。バイト不足もあって、午後から深夜までほとんど時間が自由にならない。24時間、母に付き添ってやれないのだ。それでも、定休の水曜日には、お店のトビキリのネタのお惣菜を持って、母親に会いに行く。 お店をしていると、お酒の入ったお客さんが、予期せぬトラブルを起こしてくれるので、「いい話」というのが少 […]

ほっこり親孝行ものがたり第2回「わざと心配をかけてみる」志賀内泰弘

私は、自分で言うのもおこがましいが、几帳面で完璧主義。努力家でどんなことでも諦めずに打ち込む性格だ。そのため、両親ともに一度も心配をかけたことがない。 それに対して、姉の結衣はものごとに寛容・・・というかおおざっぱでルーズ。何をしても長続きしない。部活や習い事もすぐに止めてしまう。だから、両親、特に母親からは「心配のタネ」だと、いつも言われていた。 年月が流れ、二人とも「恋」をして、めでたく家庭を […]

ほっこり親孝行ものがたり『第1回 ふと、思い立ったときに電話する』志賀内泰弘

女房とは、学生時代からの付き合いだ。そのため、わたしの「いいところ」も「わるいところ」も知り尽くしている。「いいところ」はさておき、「わるいところ」を指摘されると、不快になる。なぜなら、図星だからだ。いまだに、しょっちゅう言われること。 「なんで、連絡してくれないのよ!電話一本くらいできるでしょ」「・・・会議が長引いて」「電話できるの?できないの?夕飯の支度のことがあるんだから」「しようと思えば・ […]

ほっこり親孝行ものがたり『第6回 思い出の服で給食袋を作ってもらう』志賀内泰弘

橘明香里は、ただいま子育て中。長男は、この春、小学校に入学する。二人目の赤ちゃんがお腹の中にいる。ずいぶん大きくなって、先週から休暇に入った。 明香里は洋裁が苦手だ。長男の幼稚園では、ランチョンマットを自宅から持って来ることになっている。どのママさんたちも、「ここぞ」とばかりに力を入れ、色とりどりの生地で手づくりする。でも明香里は、母親に頼んで作ってもらった。実家が近いと、こういうとき、便利だ。 […]

ちょっといい話『情けない己の心に「喝!」』志賀内泰弘

「なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?」(ダイヤモンド社)という本を書いたせいか、その読者から言われることがあります。「若い頃から、そうじが得意だったのですか」と。トンデモナイ。好き、どころか大の苦手。今でも、できることなら、したくないです。 でも、自分に課していることがあります。外出先で、路上に空き缶を見つけたら拾うことです。「しなくない」のに、なぜ拾うのか。それは、今までの体験から、「拾う […]

ちょっといい話『ゴミ拾いの連鎖が起きた』志賀内泰弘

兵庫県養父市の教諭・西村徹先生は、地域での清掃活動に熱心です。毎年、サンタさんの格好をして行う「クリスマスゴミ拾い」を呼び掛け、その参加者は年々増えています。そんな活動は、全国の地域にも広がっています。 その一か所。姫路市の「クリスマスゴミ拾い」の参加者である姫路市教育委員会の指導主事・渡邊先生から、西村先生に一通のメールが届きました。それは、こんな内容でした。 「前略、メールで失礼いたします。私 […]

ほろほろ通信『いくつになっても子どもは子ども』志賀内泰弘

春日井市の加藤みつ江(62)さんは今年の3月、父親を亡くした。妻が亡くなってから急に元気がなくなり、認知症が進み足腰も弱った。やがて食事もできなくなり入院を余儀なくされた。 危篤状態になった時、加藤さんはご主人と共に駆け付けた。思わず手を握り締める。すると、うっすらと目を開けた。その時のことだ。すぐ後ろに立っていたご主人に向かってうなずいたのだ。それも何度も何度も。まるで頭を下げているかのように見 […]

>プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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