ほっこり親孝行ものがたり第2回「わざと心配をかけてみる」志賀内泰弘

私は、自分で言うのもおこがましいが、几帳面で完璧主義。努力家でどんなことでも諦めずに打ち込む性格だ。そのため、両親ともに一度も心配をかけたことがない。 それに対して、姉の結衣はものごとに寛容・・・というかおおざっぱでルーズ。何をしても長続きしない。部活や習い事もすぐに止めてしまう。だから、両親、特に母親からは「心配のタネ」だと、いつも言われていた。 年月が流れ、二人とも「恋」をして、めでたく家庭を […]

ほっこり親孝行ものがたり『第1回 ふと、思い立ったときに電話する』志賀内泰弘

女房とは、学生時代からの付き合いだ。そのため、わたしの「いいところ」も「わるいところ」も知り尽くしている。「いいところ」はさておき、「わるいところ」を指摘されると、不快になる。なぜなら、図星だからだ。いまだに、しょっちゅう言われること。 「なんで、連絡してくれないのよ!電話一本くらいできるでしょ」「・・・会議が長引いて」「電話できるの?できないの?夕飯の支度のことがあるんだから」「しようと思えば・ […]

ほっこり親孝行ものがたり『第6回 思い出の服で給食袋を作ってもらう』志賀内泰弘

橘明香里は、ただいま子育て中。長男は、この春、小学校に入学する。二人目の赤ちゃんがお腹の中にいる。ずいぶん大きくなって、先週から休暇に入った。 明香里は洋裁が苦手だ。長男の幼稚園では、ランチョンマットを自宅から持って来ることになっている。どのママさんたちも、「ここぞ」とばかりに力を入れ、色とりどりの生地で手づくりする。でも明香里は、母親に頼んで作ってもらった。実家が近いと、こういうとき、便利だ。 […]

ちょっといい話『情けない己の心に「喝!」』志賀内泰弘

「なぜ「そうじ」をすると人生が変わるのか?」(ダイヤモンド社)という本を書いたせいか、その読者から言われることがあります。「若い頃から、そうじが得意だったのですか」と。トンデモナイ。好き、どころか大の苦手。今でも、できることなら、したくないです。 でも、自分に課していることがあります。外出先で、路上に空き缶を見つけたら拾うことです。「しなくない」のに、なぜ拾うのか。それは、今までの体験から、「拾う […]

ちょっといい話『ゴミ拾いの連鎖が起きた』志賀内泰弘

兵庫県養父市の教諭・西村徹先生は、地域での清掃活動に熱心です。毎年、サンタさんの格好をして行う「クリスマスゴミ拾い」を呼び掛け、その参加者は年々増えています。そんな活動は、全国の地域にも広がっています。 その一か所。姫路市の「クリスマスゴミ拾い」の参加者である姫路市教育委員会の指導主事・渡邊先生から、西村先生に一通のメールが届きました。それは、こんな内容でした。 「前略、メールで失礼いたします。私 […]

ほろほろ通信『いくつになっても子どもは子ども』志賀内泰弘

春日井市の加藤みつ江(62)さんは今年の3月、父親を亡くした。妻が亡くなってから急に元気がなくなり、認知症が進み足腰も弱った。やがて食事もできなくなり入院を余儀なくされた。 危篤状態になった時、加藤さんはご主人と共に駆け付けた。思わず手を握り締める。すると、うっすらと目を開けた。その時のことだ。すぐ後ろに立っていたご主人に向かってうなずいたのだ。それも何度も何度も。まるで頭を下げているかのように見 […]

たった一言でコンテスト受賞作品★ホスピタリティ賞★『何もなくても、笑えていればいい』

<氏名>大場さん<学校名・学年>一宮市立千秋中学校 <心に響いた「たった一言」>「何もなくても、笑えていればいい」 <「たった一言エピソード」>この言葉は、私が大好きなバンドのある歌の中の歌詞です。その歌のこの歌詞の部分を聴いたとき、一瞬にして心に突き刺さりました。そのころ、中学校生活にだいぶ慣れてきた頃でした。少しずつ勉強も難しくなっていって、私は数学でつまずいていました。「どうしよう」と何度か […]

たった一言でコンテスト受賞作品★ホスピタリティ賞★『ありがとう』

帝京高等学校倉代さん <心に響いた「たった一言」>「ありがとう」 <「たった一言で」エピソード>ぼくの祖父は、ぼくが生まれる三年前から、脳梗塞という病気で左手足にまひがあり不自由な生活をしていた。 ぼくは小さい時から祖父の左手のかわりとなり、いろいろなことをしてあげた。祖父は、僕の大切な理解者で、僕はやんちゃでいつも母にしかられていたが、「こんなやさしい思いやりのある子はいない」と言っていつもなで […]

ほっこり親孝行ものがたり『第7回 両親と一緒に墓参りする』志賀内泰弘

「両親と一緒に墓参りする」 明日からお盆休みだ。そう思うだけで、心がウキウキする。何も予定を入れていない。カミサンは、従姉妹会があり毎年、実家へ帰るのが決まり事だ。ということで、早々に、「あなた、ご飯は自分でなんとかしてね」と、言われていた。高2のケンと中2のアヤも、塾やら友達との約束で予定がびっしりだという。「暇」なのは、オレだけだ。買い物に付き合ったり、子どもの習い事の送迎など、「あれをしろ」 […]

ちょっといい話『ゴミを拾うファィンプレー』志賀内泰弘

この夏の甲子園、8月14日の仙台育英高校対鳴門高校の試合中の出来事です。5回裏、仙台育英の守りの最中、外野に大きな白いビニール袋が舞ってきました。甲子園に台風10号が近づき、強風が吹いていたのでした。 センターの水岡蓮選手は、そのビニール袋に近づき、サッと拾ってズボンのポケットにしまいました。これには、訳がありました。佐々木順一朗・前監督から、「ゴミを拾うことは運を拾うことだ」と教わり、ふだんから […]

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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