ちょっといい話『ゴミ拾いの連鎖が起きた』志賀内泰弘

兵庫県養父市の教諭・西村徹先生は、地域での清掃活動に熱心です。毎年、サンタさんの格好をして行う「クリスマスゴミ拾い」を呼び掛け、その参加者は年々増えています。そんな活動は、全国の地域にも広がっています。

その一か所。姫路市の「クリスマスゴミ拾い」の参加者である姫路市教育委員会の指導主事・渡邊先生から、西村先生に一通のメールが届きました。それは、こんな内容でした。

「前略、メールで失礼いたします。私は、当課で2年目のスタートをきり、仕事にもなれ、人のつながりもそれなりに広まってきているところです。うれしいことがあったので報告させてください。

私は電車とバスで通勤しているのですが、いつも気付いたゴミは拾うようにしています。昨年の秋頃から、姫路駅南のバス乗り場のゴミがグンと減っていました。どうしたのかと思っていると、いつもバス亭に立たれている神姫バスの玉田さんという方の手元に、ゴミの入った袋が目にとまりました。

『ありがとうございます』と声をかけて、それからその方と話をするようになり、名前も教えてもらったのですが、『毎日お客さんがゴミ拾いをしているのを見て、始めたんです。こちらこそいつもありがとうございます!』

と仰いました。感激しました。そんなつもりで拾っているわけではなかったのですが、西村先生に教えていただいたゴミ拾いの効果って素晴らしいですね。これからも黙々とゴミを拾いたいと思っています」

これを連鎖反応の呼ぶのでしょう。西村先生から、渡邊先生へ。そして、渡邊先生から、玉田さんへ。小さな「輪」が、少しずつでも大きくなったらいいなあ。もっともっと、連鎖が続きますように。

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