ちょっといい話『させてもらっていいですか?』志賀内泰弘

NHKの朝の情報番組「あさイチ」で、こんな特集をしていました。
「みなさん、どうしてる? ~子連れの外出」

ベビーカーはもちろん、幼い子供を連れてのママたちの外出はたいへんです。特に、電車は鬼門。志賀内の友人のママさんも言います。

「通勤のラッシュはできるだけ、電車に乗らないようにしてます。もっとも、ベビーカーでは乗れないくらい混雑してますけどね。でも、通院とか、急用でラッシュ時に電車に乗りたい時もあります。仕方がないから、タクシーを利用するんですけど、出費がたいへんです」

子育て中のママさんは、周りも人たちにも気を遣わなくてはならない。ホントは、周りが気を遣うべきものなのでしょうが・・・。

志賀内は、目の不自由な人には、たいてい声を掛けます。
「お手伝いしましょうか?」
と。

でも、子連れのママさんに声を掛けるのは、ちょっと苦手です。なぜ苦手なんだろう。自分でもわかりません。ひょっとすると「おせっかい」だと受け取られるのが嫌だからかもしれません。いや、それだけではないかも。ママさんとはいえ、若い女性に声を掛けるのに、照れているのかも。それとも、イイカッコシイと、周りの人たちに思われるのが恥ずかしいのかもしれません。

番組の中では、あるママさんの声を紹介していました。飛行機に乗った時、子供が泣き止まず困ってしまった。周りの座席の人達が、嫌な思いをしているんじゃないかと、気になって仕方がない。その時、CAさんに、こう言われたというのです。
「元気な赤ちゃんですね。飛行機のなかで泣くのは、赤ちゃんの本能なのですよ。泣くことで、気圧で耳がポーンとするのを防いでいるのです。泣くのはいいことです」
と。それは、必要以上に大きな声だったといいます。つまり、周りの座席のお客様にも聞こえるようにと言う配慮だとわかったというのです。

ホント、乗り物で子供が泣き止まないと、ママさんは困るんですよね。続けて、ある視聴者の声を紹介していました。
「ベビーカーを抱えて、階段を上るのはたいへんです。ある時、こう声をかけられました。
『お手伝いさせてもらってもいいですか?』と。
『お手伝いしましょうか?』ではなく『させてもらう』なんです。素直に『お願いします』と頼みやすく、気持ちがよかったです」

なるほど、なるぼど。その言い方があったか!
「したやる」
んではなく、
「させてもらう」
謙虚でいいなあ。

志賀内もこれからは、これで行きます。それなら、子連れのママさんにも声掛けしやすいです。

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