ちょっといい話『ありがとうと思える日』志賀内泰弘

私は、「心の師」である罹りつけのお医者さんから、
「どんなことにも感謝しなさい」
と教えられました。それが例え、パワハラを受けて、生死を彷徨うような目に遭わされた上司であってもです。

当たり前ですが、そう言われた時、
「そんなことはできません」
と答えました。感謝するどころか、憎くて憎くて、「殺してやりたい」とさえ思っていたのですから。

さて、LOLAND(ローランド)さんをご存じでしょうか。ホスト界の帝王と呼ばれ、とてつもない人気で一晩に6,000万円も売り上げた人物です。その後、ホストを引退し、自ら起業してホストクラブの他、アパレルやも美容サロンなどを経営する実業家になりました。

その彼の言葉です。
「頑張っていたら、みんなにありがとうと思える日がくる」

実は彼は、大嫌いな人が大勢いたらしいのです。学校の先生や自分を裏切った女性、価値観の合わなかった上司、きつく当たってきたお客様など。でも、ある日、気づいたといいます。

頑張って最高の結果を出したり、なにか大きな成功を掴むと、不思議とそんな人達にも、心から感謝できる日が来ると。

「あの悔しさ」があったから、頑張れた。「あの経験」があったから強くなれた。だから、人を恨む暇があったら、メチャクチャ頑張ればいい。何か成し遂げたら、そんな「負」の感情は吹き飛んでしまう。そして、その先に「心からみんな、ありがとう」という気持ちが沸き上がってくるというのです。

これには、まったくの同意。うんうん、と頷いいてしまいました。

今、志賀内も作家になれたのも、
あの日、「パワハラしてくれた上司」がいたおかげで、
「なにくそ」
「こんな会社辞めてやる」
「いつか見返してやる」
と密かに思い続け、コツコツ努力することができたのです。

そして、「パワハラ上司」の「ありがとう!」と言えるだけでなく、今の自分を導いてくれた周りのみんなに「ありがとう!!」と素直に言えるようになりました。もっとも、LOLANDさんより、ずっとレベルの低い話ですが・・・。
LOLANDさんは言います。
「人を恨んだり、過去を嘆いたりしている人達はきっと努力が足りない人。頑張って、そんな人達にもありがとうと思える瞬間を、是非味わってみて欲しい」
と。

最後に、ひとつ告白します。志賀内は、今も「許せない人」がいます。それも、何人もです。そのうちの一人は、昨年出逢って、ひどい目に遭わせられた人です。思い出すだけでも嫌な気分になる。
「あ~オレってまだまだだなぁ」
と思います。LOLANDさんを見習わなくては。

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