<掲載時のお名前>華子
<年齢>46才
<性別>女性
<心に響いた「たった一言」>
「心こそ大切だよ」
<「たった一言エピソード」>
病気になって10年ほどになる。病気はますますパワーアップして、命の期限が告げられる。病気になったことに苦しんで、まるで悲劇の主人公になっていた。
何もかもが意味のないことに感じられていた。
「どうせ死ぬんだから」となにもかもに興味をもたないようにしていた。あの頃は、自分で自分を不幸だと決めつけていた。心は不幸に一直線ですべてがマイナス思考だった。
そんな時、「心こそ大切だよ」との一言が。
すぐには解らなかったけど、常に脳裏にこびりついていた。心ひとつで幸せを感じることもできるし、不幸にもなる。辛くもなるし、楽しい気持ちにもなる。自分の心は自分でコントロールできる。いやいや、コントロールしなくてはいけない。不幸か幸せを決めるのは自分。心に振り回されていてはいけないよね。心をコントロールしていかねば。
先輩の一言が私を、これからの人生をかえてくれたんだと思う。「心こそ大切」、この一言で自分で自分を不幸だって思うのをやめた。心ひとつで、かわっていこうときめた。
楽観主義に徹して、「まだまだ死にたくない、もっともっと生きたい」って強く強く思うほど、めちゃめちゃ幸せになるんだって決めた。今はまだ、ちょっぴり生に対してあきらめている部分がある。でも、きっと大丈夫。心こそ大切って知っているからね。
「先輩へ ありがとう。私の心は自由自在。きっと強くなるから大丈夫」