たった一言でコンテスト受賞作品★ニコニコ賞★『おまえにぴったりの酒を飲ましてやろう』

大阪府大阪市
ペンネーム:ゆうさん

<心に響いた「たった一言」>
「おまえにぴったりの酒を飲ましてやろう」

<「たった一言エピソード」>
人生で初めての都会、大阪に就職が決まり、最初のうちはは楽しく過ごしていました。しかし半年とたたないうちに私は田舎が恋しくてしょうがなくなりました。

地元が宮崎だった私には都会の空気がだんだんいやになってきていたのです。田舎にいれば季節の変わり目などが景色でわかります。草の匂い、虫の声、沈んでいく夕日。都会でビルの山にかこまれ自然にふれあえないことが私にとってこれほどストレスになるのだとは思ってもみませんでした。

ある日、上司が私を飲みに誘ってくださり、「最近どうだ?」と聞いてきました。私は「田舎に帰りたいです…」と冗談まじりで、しかし本気でそう答えました。

すると上司が「じゃあおまえにぴったりの酒を飲ましてやろう」といい、次に入ったお店で上司はウイスキーを頼みました。「飲んでみろ」と言われ口に含むと、なんとなく森の香りがしました。

「樽の種類によってウイスキーは味がかわるんだ」
そう言って他にも海の香りがするウイスキーも勧めてくれました。上司は最後にこういいました。

「都会の中でもこういう風に自然を感じるとこができる、見落とさなければね」

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