たった一言でコンテスト受賞作品★ニコニコ賞★『もう、お姉ちゃんじゃないのよ』

<掲載時のお名前>感謝してます?さん
<年齢>44
<性別>女性
<住所>沖縄県

<心に響いた「たった一言」>
「もう、お姉ちゃんじゃないのよ」

<「たった一言エピソード」>
妊娠の兆しがあった19歳の自分。彼とは、結婚を前提に付き合っているとはいえ、順番違いの出来事に戸惑い、誰にも打ち明けられずに病院へ。診察室で医師から妊娠を告げられ、今は産めないことをその場で伝えました。

そのあとエコーで胎内を見せてもらうと小さいけどしっかりと脈打つ心臓を確認。生命を感じながらも『今は産めるはずがない!』と心がグチャグチャになりそうでした。

一旦、診察室から出て、体重測定をして体重を自分で記入をしている時のことでした。母親を探しに幼い男の子がその場所に入って来て、辺りをキョロキョロ見回し、私と目が合うと、その子は真っすぐに私に近寄って来ました。

そして、「お姉ちゃん抱っこして。」と両手を広げて抱っこを要求してきたのです。戸惑いながらも私が抱き上げようと手を伸ばした瞬間、さっきまで同じ診察室で付き添ってくれて居た婦長さんらしい看護士さんがサッと横からその男の子を抱き上げて、こう言いました。

「このおねえちゃんはね。もう、お姉ちゃんじゃないのよ。お母さんになったんだよ」

私の複雑な思いも汲み取ってくれているかのような、それは、とても柔らかな口調で。その言葉で、私の心は決まりました。この先どうなってもこの子は絶対に産もう!と。

そうして、産まれた子も今では、24才。すっかり親孝行な男子に成長しました。あの時の看護士さんのあの言葉がなかったら…と今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

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