『困った時は、お互いさま』|たった一言でコンテスト受賞作品

門屋さん
中学校(浜松市)

<心に響いた「たった一言」>
「困った時は、お互いさま」

<「たった一言エピソード」>
今からちょうど一年前の水窪祭りの日、私と父と弟は水窪の町を歩きまわっていました。水窪祭りは、出店もいっぱい出て人もたくさん集まるので、毎年にぎやかです。

その日、私たちは、お昼過ぎから水窪で遊んでいました。すると、三時を過ぎたころに、雨がバラバラと降ってきました。

私たちは、折りたたみの傘を持っていたのですが、まわりには傘を持っていない人もいました。

すると、後ろからおばあさんと、男性と女性の声が聞こえてきました。ふりむいてみると、、どうやら男性と女性の二人組は傘を持っていないようでした。

そしておばあさんは傘を貸してあげようとしているようでした。しゃべり方からして、家族や親せきではないようでした。二人組の人は、「申し訳ないから。」と言って断っていた。

けれど、そのおばあさんは、

「いいよ。困った時はお互いさまだからねえ」

と言いました。それからその二人組は「ありがとうございます。」と言って傘をさして歩いていきました。私は、あのおばあさんはすごいなと思います。家族や親せきではないけれど困った人を助けていて優しいなと思います。

それに、「困った時は、お互いさま」という言葉は、本やテレビではよくきくけど、あんなに真近で聞いたのは初めてでした。ここら辺の町の人は、みんな優しいし、助け合っていて、素敵だな、といつも思います。

私も、そんなことを言って、他の人を助けることができたらいいなと思います。

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