たった一言でコンテスト受賞作品★ニコニコ賞★『”学ぶ”とは、優しさを知ることだ』

<掲載時のお名前>ウエキアキコさん
<年齢>23 才
<性別>女性

<心に響いた「たった一言」>
『”学ぶ”とは、優しさを知ることだ』

<「たった一言エピソード」>
高校生の頃に、私の担任であった先生が言った一言。

私は当時高校三年になる時に、あまり受験勉強に対してやる気がありませんでした。将来何をしたらいいのかも分からないのに、どうして自分が机に向かって勉強したらいいのか、よく分からなかったからです。

私がクラスメイトに夢を聞けば、大半は「まぁ、とりあえずいい大学に入る」と言っていた。でも、あんたたちの言ういい大学とはなんなんだと。この人たちのいういい大学と言えば、実際は入学したらもう酒を浴びるように飲んで、サークルで恋人を見つけるのに精を出すことにしか脳のない、目標のない奴らの溢れてる場所なのではないか?と。

もちろんそのような人たちだけがいるとは思わなかったのだが、実際、文系の有名私立大学に進学した先輩方や、その他の友達に話を聞けば、多くはそんな状態だった。たいして勉強しなくたって卒業できると。

その人たちにとって、大学とは何のためにあるんだろう。そのような人たちを沢山見させられたおかげで、大学に行ったからといって、将来への価値を見出せるような目標を持てない自分が、そこで多くのことを学べるとは思えなくなったのだ。

そんなことを考えていると、学ぶってこと自体が分からなくなってきてしまい、将来への、進路への不安が押し寄せてきた。そんな時、私の担任教師がこんな話をしてくれた。

「お前らは、学ばなくてはいけない。何かを学ぶってことは、優しさを知るってことなんだ。
例えばこんな話があった。中国で観光客のおばさん達三人が、とある観光スポットで笑顔で騒ぎながら記念撮影をしていた。だが、そこはかつて日本人が中国人を殺したという過去のある場所だったんだ。
いいか、知らないということは時に人を傷つけることなんだ。
だからお前達にはこれからも優しさを身につけるために、様々な事を学んで行って欲しい」

彼から、学ぶという事はなんなのかと諭されました。大学に行く事に興味を持てなかった当時ですが、その後、彼のこの話を何度も思い出し、自分のやりたい事を探すと同時に海外の大学へ進学しました。決して無駄なことだとは思いませんでした。

きっとこの言葉は、一生胸に残っているんじゃないでしょうか。思い出せば、常に何かを知ろうと思わせてくれます。自分が優しい人間になるために。

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