<掲載時のお名前>きゅうチャン
<年齢>23 才
<性別>女性
<心に響いた「たった一言」>
「世界で一番大切なもの」
<「たった一言エピソード」>
毎日毎日、朝早く起きてお弁当を作ってくれる、お母さん。どんなに忙しくても、落ち込んでいてもお弁当だけは欠かさず作ってくれます。私が、仕事を辞めても毎日お弁当を作ってくれました。
そんなある日、バタバタと会社に行く準備をするお母さん。いつもならお弁当は必ず忘れることがないのに、とっても慌てていたのかその日だけは机の上に置きっ放し。慌てて飛び出して行ったものの、お弁当を忘れた事に気づき、大声で
「世界で二番目に大事なものを忘れたー!!」
と言って戻ってきました。
私は
「世界で二番目なものって何?」と聞くと「お弁当」との答え。
「じゃあ世界で一番目のものってなんなの?」
と聞くと思わぬ答えが返ってきました。
「あなただよ」
と。恥ずかしかったけど、とっても嬉しかった。
その日は満面の笑顔でお母さんをお見送りしました。