京都府
高等学校 有野さん
<心に響いた「たった一言」>
「大丈夫」
<「たった一言エピソード」>
私が中学3年生の頃、私の母は、記憶障害という病気になりました。今までは私を分かってくれますが、最初の方は、会っても「誰?」と言われるだけで、私のことを覚えてくれていませんでした。
私は、すごくショックで毎日辛くて、頭の中がお母さんの病気のことでいっぱいでどうしたらいいのか分からない状況でした。
そんなとき、先生に、
「大丈夫。先生がついているから」
といってくれました。
私は、涙がこみあげてきて、先生の前で泣いてしまいました。それと同時に気持ちがすっと軽くなりました。その言葉を聞いてからできるだけ前向きに考えるようになりました。
今でも、その言葉を思い出してポジティブに行動するようになりました。