たった一言でコンテスト受賞作品★ハッピー賞★『ありがとうございます!』

ペンネーム:ちょこもっちさん

<心に響いた「たった一言」>
「ありがとうございます!」

<「たった一言エピソード」>
エレベーターを利用するとき、扉の脇で「開」ボタンを押して扉を開けていてくれている人がいます。別にお給料をもらっているわけでもなく、親切心からボランティアでしてくれています。

私は今まで、自分以外の人に扉を開けてもらったとき、ありがたいと思いつつも「すみません」とボソッとつぶやき、そそくさとエレベーターを降りていました。

ある朝のオフィスビルのエレベーターでの出来事。
出勤時のエレベーターは乗り降りが激しく、いつものように扉の脇に立った人が扉の「開」ボタンを押して、途中階で人が降り終わるのを待っていてくれていました。

扉を開けてもらって当然かのように無言で降りる人、聞こえるか聞こえないか程度の声で「すみません」とつぶやく人、お辞儀のつもりか前方を見たまま少し頭を下げながら出て行く人、様々な人がいました。ほとんどの人が無言で出ていきました。エレベーターの中は居心地があまり良い感じがしませんでした。

そんななか、50歳くらいの女性が降りるときに空気が一新されました。
扉を開けてくれている人に向かって彼女が明るい笑顔ではっきりとこう言ったのです。

「ありがとうございます!」

みんなびっくりして身体をビクッとさせていました。
言われた本人もびっくりしていましたが、そのあとにっこりと微笑んでいました。
私もそれを見て思わず顔がほころびました。次の瞬間にはエレベーター全体があたたかい雰囲気に包まれた感じがしました。

「ありがとう」と言われるとうれしいし、まわりも優しい気持ちになれるんだなと実感しました。みんなが無言で去っていくなか、感謝の気持ちを持ってしっかりと「ありがとうございます」と言った女性はとても素敵に見えました。

これまで、何かしてもらったときやいただきものをしたときに、つい「すみません」と言ってしまうことが多かったのですが、これからはあのときの女性のように積極的に「ありがとう!」と言うようにしていこうと思いました。

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