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ほっこり親孝行物語(志賀内泰弘)

親孝行プロジェクト『サンキューかぁちゃん、とぅちゃん』志賀内泰弘

もう十数年も前のことです。誰から聞いたのか、何かの本に書いてあったのか記憶がありません。でも、この一行の言葉にハッとしたことを覚えています。 「誕生日は、プレゼントをもらう日ではなく、両親に感謝をする日」 当時、私は、両親を続けて見送ったばかりでした。 「後悔」という一言では説明ではない、心のもやもやを抱えていました。 「オレは、親孝行な息子だったろうか」 「あれもしてやれたのに」 「あの時、ちゃ […]

親孝行プロジェクト『あと何回、会えるだろう』志賀内泰弘

11月20日、「365日の親孝行」(リベラル社)が発売になりました。その「帯」のコピーが、先行販売している書店さんで話題になっています。 「父さん お母さんに あと何回 会えるだろう」 というものです。いったいどういうこと? そして、こんな数字が続きます。15年(親の余命)×2回(1年に会う回数)=30回(会える回数) 書店さんに、わざわざ買いに行ってくれた友人は、この数字を見て、ドキッとして立ち […]

『誰もが後悔する親孝行』志賀内泰弘

「親孝行についての本を書いてほしい」 と編集者さんから依頼があったのは、2019年の2月のことでした。さらに、 「100個の親孝行を紹介したいんです」 と言われ、戸惑いました。う~ん、10や20ならともかく、100なんて・・・。 そこで、友人・知人に訊きまくったのです。 「どんな親孝行してますか?」 「こんな親孝行して、喜んでもらったみたいなこと、ありませんか?」 すると、そのほとんどが、 「マッ […]

ほっこり親孝行ものがたり『第16回「父とキャッチボールをする」志賀内泰弘』志賀内泰弘

わたしは、引きこもりだった。小学校の2年生くらいから5年生まで、ほとんど学校へ行っていない。とにかく、外へ出掛けたくなくて、二階の部屋に「こもって」いると安心できた。 でも、リビングやキッチンにまでは降りて行くことができ、一週間に一度くらいは、両親と一緒に夕食をとることもできた。ごくごく、まれにではあるけれど、母親が手掛けている家庭菜園を見に行ける日もあったから、最悪の状態ではなかったのかもしれな […]

第15回「話題の映画を一緒に見に行く」志賀内泰弘

付き合い始めて、半年くらいになる。彼女はチェーン店のカフェの正社員だ。そのため、土日に休めることはほとんどない。彼女のオフの日に合わせて、有休をとるのも至難の業。ということで・・・デートはもっぱらウィークディの夜ということになる。できるかぎり仕事を定時で切り上げて、いつもの待ち合わせのカフェ(彼女のライバル店)へ走る。 「ねえねえ、何観る?」 これは、けっこういつもの会話。二人とも、映画が好きなの […]

ほっこり親孝行ものがたり『第14回 同じカルチャーセンターの講座に通う』志賀内泰弘

買い物帰りに、「ちょっと付き合ってよ」と母に頼まれ、カルチャーセンターにやってきた。地元のテレビ局が運営するところで、初めて訪れてびっくりした。なんと1.000以上もの講座があるのだ。受講案内の冊子をもらい、そのまま二人で喫茶店に入った。 「なにか習いたいものがあるの?」と訊くと、「うん、俳句をね・・・」 という。なんでも、最近、中高年に俳句がブームになっているのだという。 「お母さんさあ、そんな […]

ほっこり親孝行ものがたり『第13回 「幸せだなぁ」といつも口にする』志賀内泰弘

私は、ときどき、実家の母を訪ねる。6年ほど前に父を亡くし、それから一人暮らしをしている。父の最後は、壮絶だった。長く肺を患っていたので、息が苦しいのだ。ぎりぎりまで、訪問介護を受け、自宅で療養していた。一日の大半を酸素吸入器も使用してした。 ところが、どうしてもタバコがやめられない。母に隠れて吸ってしまうのだ。それで、ますます悪化した。そして・・・入院。母は、父がベッドの上で、顔をゆがめて苦しむ姿 […]

ほっこり親孝行ものがたり「第12回『生んでくれて、ありがとう』」志賀内泰弘

今日は、母親が入居している施設を訪ねる日だ。本当は、うちで一緒に暮らしたかった。でも、我が家の家業は居酒屋。バイト不足もあって、午後から深夜までほとんど時間が自由にならない。24時間、母に付き添ってやれないのだ。それでも、定休の水曜日には、お店のトビキリのネタのお惣菜を持って、母親に会いに行く。 お店をしていると、お酒の入ったお客さんが、予期せぬトラブルを起こしてくれるので、「いい話」というのが少 […]

ほっこり親孝行ものがたり第2回「わざと心配をかけてみる」志賀内泰弘

私は、自分で言うのもおこがましいが、几帳面で完璧主義。努力家でどんなことでも諦めずに打ち込む性格だ。そのため、両親ともに一度も心配をかけたことがない。 それに対して、姉の結衣はものごとに寛容・・・というかおおざっぱでルーズ。何をしても長続きしない。部活や習い事もすぐに止めてしまう。だから、両親、特に母親からは「心配のタネ」だと、いつも言われていた。 年月が流れ、二人とも「恋」をして、めでたく家庭を […]

ほっこり親孝行ものがたり『第1回 ふと、思い立ったときに電話する』志賀内泰弘

女房とは、学生時代からの付き合いだ。そのため、わたしの「いいところ」も「わるいところ」も知り尽くしている。「いいところ」はさておき、「わるいところ」を指摘されると、不快になる。なぜなら、図星だからだ。いまだに、しょっちゅう言われること。 「なんで、連絡してくれないのよ!電話一本くらいできるでしょ」「・・・会議が長引いて」「電話できるの?できないの?夕飯の支度のことがあるんだから」「しようと思えば・ […]

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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