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ほろほろ通信

ほろほろ通信『困ったときには助け合う校風』志賀内泰弘

豊橋市の時習館高校に通う秋山恵子さん(47)の息子さんは、入学したばかりの昨年の5月に球技大会でけがをしてしまった。足の骨折で松葉づえの生活を余儀なくされた。そのため、車で通学の送り迎えをした。ところが校門から校舎まで相当離れている。先生に相談すると、普段は車の入れない門を開けておき、特別に校舎の入り口まで車を着けることを認めていただいた。 午前7時45分到着。車を降りると、げた箱の所でクラスメー […]

ほろほろ通信『二つの親切を見たおかげ』志賀内泰

名古屋市中川区の村上基子さん(50)が仕事で大阪に出掛けた時の話。電車に乗り込むとかなり混雑していた。発車間際に「すみませーん」という声。そちらを向くと学生らしき二人の女の子が、おばあさんと一緒に人をかき分けてドアの方へ向かおうとしているのが見えた。「ああ、いいお孫さんだなぁ」とほほ笑ましく思った。 ところが、おばあさんだけ電車から降ろすと、彼女たちはそのまま車内に残った。その時、合点がいった。優 […]

ほろほろ通信『あなたのおかげで幸せです』志賀内泰弘

豊橋市の石川チヨコさん(76)は足腰が弱り買い物に出掛けるのがつらくなった。特に両ひざが痛くて米やみそなどの重い物を運ぶことができない。そのため、タクシーを利用することが多いという。 いつもお願いするのは、個人タクシーの女性運転手Tさんだ。歳は50くらいで、実に親切。スーパーマーケットの中までついてきてくれる。視力も衰えているので、石川さんが指差す商品をTさんが手に取って賞味期限などを確認し、レジ […]

ほろほろ通信『2つの万博をつなぐ思い出』志賀内泰弘

愛知県赤十字救急奉仕団というボランティア団体がある。日本赤十字社が行う救命講習の修了者の中から、有志が参加して活動している。その事務局長を務める江南市の仙田八千代さん(45)の話。 仙田さんは小学1年生の時、両親に連れられて大阪の万国博覧会に出掛けた。会場で急にお母さんの体調が悪くなった。おなかに仙田さんの妹がいたのだ。一緒に救急車に乗って病院へ搬送され、ことなきを得た。その後、無事に出産すること […]

ほろほろ通信『おじさんたちの涙』志賀内泰弘

名古屋市中区でデザイン事務所を経営する権内俊幸さん(59)は、忙しくても毎週木曜日の夜には仕事の予定を入れないようにしている。経営者が中心になって作る栄ミナミ男声合唱団の練習に参加するためだ。ほとんどの団員が楽譜も読めない。そんな自分のことは棚に上げて人のミスを指摘したりする。練習後の飲み会の方が楽しみという気さくな仲間だ。 年に二回ほど、老人介護施設へ出前コンサートに行く。おじいさん、おばあさん […]

ほろほろ通信『地下鉄駅の不思議な詩』志賀内泰弘

10月24日付「ほろほろ通信」で、名古屋市千種区の小林和子さんが地下鉄自由ヶ丘駅の階段の壁に見つけた詩を紹介した。 「今日はあなたの誕生日/あなたはわたしの手をにぎり/『産んでくれてありがとう』/と微笑んだ…」 小林さんは不思議に思った。このパネルのどこにも企業名が入っていない。展覧会でもない様子。小林さんに「調べて」と頼まれ名古屋市交通局へ照会した。すると、この駅の壁面は市内のある広告代理店が委 […]

ほろほろ通信『母の日のサプライズ』志賀内泰弘

4月のある日の夕暮れ。新城市の後藤福代さん(60)が「おばさーん」と言う声に玄関に出てみると、娘さんの友達が立っていた。ピンクのカーネーションを抱えている。 「いつもおいしいご飯をありがとう。これ、気持ちです」と言い、差し出した。園芸農家でカーネーションの出荷のアルバイトをしていて、最終日に買い求めたものだという。 後藤さんには二人の娘さんがいる。二人とも嫁いでしまい少し寂しい日々だ。でも、次女の […]

ほろほろ通信『親孝行できたよ』志賀内泰弘

昨年の12月13日の午前2時ごろのこと。名古屋市千種区の小林和子さん(64)の携帯電話にメールが届いた。息子さんからだ。 「今日、父親になったよ。これまで苦労ばかりかけたばか息子だったけど、やっと一つ親孝行ができたよ。おれを生んでくれたお父さん、お母さんに感謝しています。これからもよろしく!」 それまでのさまざまな苦労がよみがえり涙が止まらなくなった。うれしくてたまらなくなり、姉や友だちに転送して […]

ほろほろ通信『野球部のあいさつ』志賀内泰弘

みよし市の会社員、大津泰弘さん(42)は小学校から大学まで野球部に所属していた。社会人になってからも地元のチームに入り、今も野球を続けている。 3年前、大津さんの母校の中学に息子さんが入学。と同時に野球部に入部した。自分と同じ道を歩んでくれたことが、この上なくうれしかったという。以来、休日には野球部の練習や試合の手伝いを買って出て、審判やプレーの指導もしている。 その野球部の対外試合に付き添い、相 […]

ほろほろ通信『「おはようございます」で元気に』志賀内泰弘

3年前の話。一宮市の平松義康さん(37)は仕事のストレスからうつ病になってしまった。病気と向き合い、治療をしながらホームセンターで働いていた。その時、二つの目標を立てた。一つは独立して店を出すこと。もう一つは、自分と同じ病気の人の相談に乗れるようにと衛生管理者の資格を取ることだった。 その試験の当日。朝、家を出ると通学途中の小学4年生くらいの男の子が、平松さんの顔を見るなりあいさつをしてくれた。 […]

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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