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ほろほろ通信

ほろほろ通信『落とした500円玉の行方』志賀内泰弘

大府市の太田直子さん(57)が、名古屋駅の名鉄百貨店の「大九州展」に出掛けたときの話。最初に佐世保バーガーを買い、お釣りの500円玉をかばんのポケットに入れた。その後、漬物を買おうとして財布を取り出した時、五百円玉がポロリと落ちてしまった。会場は混雑しており、なかなか見つからない。 近くの干物屋さんの女性に「何か落としたんですか」と声をかけられた。「一緒に捜しましょう」と言われ、冷凍ケースを動かし […]

ほろほろ通信『背伸びして「チン!」』志賀内泰弘

春日井市の片山亜僖子さん(42)は、今年の5月に娘さんを亡くした。2歳と10ヶ月の短い命だった。生まれた時から寝たきりだった。目も見えないし耳も聞こえない。入退院を繰り返し「だんだん丈夫になってきたね」と言っていた直後に肺炎にかかってしまった。 ずっと横になっていたベビーベッドの布団をはずし、祭壇として使っている。そこに写真を飾り、位牌と線香、ろうそく立てを置き、お菓子や縫いぐるみ、絵本などを供え […]

ほろほろ通信『事故のおかげで幸せに』志賀内泰弘

安城市の神谷千代子さん(71)は、1年ほど前に事故に遭った。バイクで走っていたところを脇見運転の車に接触され、気が付くと病院のベッドにいた。後で聞いた話では、田んぼの中に落ちて救急車が駆けつけたときには意識不明だったという。 右足の骨折。意識が戻っても「死んだほうがいい」とまで思い詰めるほどの頭痛に悩まされていたそうだ。それでも治療の甲斐あって3ヶ月半の入院の後、退院することができた。 自宅に戻っ […]

ほろほろ通信『これ使ってください』志賀内泰弘

10年ほど前のこと。中川区の高木千里さん(45)が家族で岐阜県下呂市の温泉入浴施設へ出掛けたときの話だそうだ。 長男と次男は父親が、高木さんは2歳になる娘さんを連れて脱衣所に入った。ところが、財布には百円玉がなくてロッカーが使えない。娘さんに「困ったねえ」と話していると、それをそばで聞いていた湯上りの若い女性がスッと手を差し出し「これ使ってください」と言う。百円玉だった。「お子さんを連れて大変でし […]

ほろほろ通信『動物を愛する人の輪がつながった』志賀内泰弘

名古屋市昭和区の市川しのぶさん(66)の母親は大の猫好き。10匹くらいの世話をしていた。餌をやるだけではない。ご近所の迷惑にならないようにと、車庫に猫用のトイレを設置してしつけもしていた。なんと、それを野良猫たちも利用するようになった。 うわさを聞いてか、家の前に子猫を捨てていく人もいた。これを黙って引き取る。中には死んだ猫を玄関前に捨てていく心無い人まで。こちらはタクシーで火葬場まで運び供養した […]

ほろほろ通信『愛犬に供えられた菜の花」』志賀内泰弘

豊田市の太田のりこさん(40)は介護福祉士として病院勤めをしている。今年の3月初めこと、夜勤明けで帰宅すると愛犬のジョーが冷たくなっていた。老化がすすみ、1ヶ月くらい前から歩けなくなっていた。覚悟はしていたものの、14年間も一緒に過ごしてきたのでショックだった。 ふと見ると、ジョーの亡きがらの上に、かわいいリボンで結ばれた菜の花が置かれてあった。「誰が…」と思い巡らしたがわからない。でも、そのおか […]

ほろほろ通信『山崎川で「おはようございます」』志賀内泰弘

名古屋市港区の田中智世さん(43)がテニス大会に出場する娘さんの応援に瑞穂公園へ出掛けたときの話。 山崎川沿いを歩いていると、向こうから男女四人の大学生の一団が走ってくるのが見えた。陸上部のトレーニングのようだ。「おや?」と思った。田中さんの前を歩く人に、その学生たちが大きな声で「おはようございます」とあいさつしたのだ。きっと先生か先輩なんだろう、と思った。ところが、すれ違う全員にあいさつする。 […]

ほろほろ通信『疲れた顔をしてますよ』志賀内泰弘

不破美樹さん(39)の娘さんは、昨年名古屋市中村区の六反小学校に入学した。都会の真ん中で住民が少なく、たった8人のクラスである。担任は天田先生。50代後半の女性だ。 最初の授業で「あまたの『あ』は明るくの『あ』、『ま』は毎日の『ま』、『た』は楽しくの『た』です。1年間、毎日明るく楽しく過ごしましょう」と自己紹介され、しゃがんで子どもたちと同じ目線になり全員と握手を交わした。不破さんは、こんな温かな […]

ほろほろ通信『新聞が届けた感謝の気持ち』志賀内泰弘

一宮市の小島章裕さん(38)が、夫婦で敷地の草引きをしていたときのこと。かごにスポーツバッグを載せた自転車の青年が近寄ってきた。 「すみません、一宮の県営グラウンドはどこでしょうか」 聞けば高校の陸上選手で大会に行く途中だという。グラウンドまでは相当離れている。集合時間を尋ねると開始時間はとうに過ぎているではないか。小島さんの奥さんが「私が送ってあげましょう」と言い、車に自転車を載せてグラウンドへ […]

ほろほろ通信『手話ダンスが役に立った!』志賀内泰弘

名古屋市守山区の鈴木槻子さん(83)は、手話ダンスのサークルに参加している。手話ダンスとは歌に合わせて、手話で歌詞を伝えながらゆるやかなステップで踊るものだ。高齢になると耳が遠くなる。手話ができると大きな声を出さなくても話ができる。手話ダンスは、楽しみながら手話を身に付けられることに加えて健康にもよい。 鈴木さんたちは福祉施設やボランテイア団体のイベントにも招かれてダンスを披露している。「川の流れ […]

>プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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