ほろほろ通信
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ほろほろ通信『親孝行できたよ』志賀内泰弘

昨年の12月13日の午前2時ごろのこと。名古屋市千種区の小林和子さん(64)の携帯電話にメールが届いた。息子さんからだ。 「今日、父親になったよ。これまで苦労ばかりかけたばか息子だったけど、やっと一つ親孝行ができたよ。おれを生んでくれたお父さん、お母さんに感謝しています。これからもよろしく!」 それまでのさまざまな苦労がよみがえり涙が止まらなくなった。うれしくてたまらなくなり、姉や友だちに転送して […]

ほろほろ通信『野球部のあいさつ』志賀内泰弘

みよし市の会社員、大津泰弘さん(42)は小学校から大学まで野球部に所属していた。社会人になってからも地元のチームに入り、今も野球を続けている。 3年前、大津さんの母校の中学に息子さんが入学。と同時に野球部に入部した。自分と同じ道を歩んでくれたことが、この上なくうれしかったという。以来、休日には野球部の練習や試合の手伝いを買って出て、審判やプレーの指導もしている。 その野球部の対外試合に付き添い、相 […]

ほろほろ通信『「おはようございます」で元気に』志賀内泰弘

3年前の話。一宮市の平松義康さん(37)は仕事のストレスからうつ病になってしまった。病気と向き合い、治療をしながらホームセンターで働いていた。その時、二つの目標を立てた。一つは独立して店を出すこと。もう一つは、自分と同じ病気の人の相談に乗れるようにと衛生管理者の資格を取ることだった。 その試験の当日。朝、家を出ると通学途中の小学4年生くらいの男の子が、平松さんの顔を見るなりあいさつをしてくれた。 […]

ほろほろ通信『お尻を洗ってね』志賀内泰弘

名古屋市緑区の小沢きよのさん(65)は、週に一度近くにあるスーパー銭湯に出掛けるのが楽しみだという。通っているうちに顔見知りになる。だんだんと仲間が増え、今では12、3人の人たちと湯船の中での会話に花が咲く。料理の得意な人がいて、季節ごとの食材の使い方を教えてくれる。ゴーヤーチャンプルを作る際、ゴーヤーの苦みのとり方もここで学んだ。 さて、この銭湯では時折、館内放送が流れる。「化粧を落としてから入 […]

ほろほろ通信『通勤途中のそうじのおじいさん』志賀内泰弘

豊橋市の盛岡明美さん(58)は、自家用車で通勤している。その途中の道で見かける光景について便りをいただいた。 3年くらい前から、歩道や車道のそうじをしている人たちをときどき見かけるという。40から50歳くらいの7、8人の男性で、全員が同じ黄緑色の作業服を着ている。何度か見るうちに、通りに面した平屋の小さな会社の社員さんらしいことがわかった。 ところが、そうじをするのは、自分たちの会社の周りだけでは […]

ほろほろ通信『いくつになっても子どもは子ども』志賀内泰弘

春日井市の加藤みつ江(62)さんは今年の3月、父親を亡くした。妻が亡くなってから急に元気がなくなり、認知症が進み足腰も弱った。やがて食事もできなくなり入院を余儀なくされた。 危篤状態になった時、加藤さんはご主人と共に駆け付けた。思わず手を握り締める。すると、うっすらと目を開けた。その時のことだ。すぐ後ろに立っていたご主人に向かってうなずいたのだ。それも何度も何度も。まるで頭を下げているかのように見 […]

ほろほろ通信『親ばかですが』志賀内泰弘

名古屋市緑区の村山佳代さん(51)が、高校三年生の息子さんと出掛けた帰り道の話。 名古屋駅からJRに乗った。夜遅い時間だったので、ほとんど乗客はいない。ドアが開いて乗り込み、席に座ろうとすると、息子さんは少し離れた所へ歩いていってしまった。「やっぱり年ごろの男の子は母親と一緒に座るのは嫌なんだなあ」と、ちょっと寂しい思いがした。 ところが、息子さんは誰もいない席に置いてあった空のジュースのペットボ […]

ほろほろ通信『あいさつで人生が変わる』志賀内泰弘

名古屋市南区の内山美恵子さん(63)は25歳で結婚。ご主人が養子に来てくれた。 新婚旅行から帰った翌朝のこと。先に起きて朝食の支度をしていると、ご主人が2階から降りてきて、内山さんの両親に「おはようございます」と言った。実は内山さんの家では、家族同士で「おはよう」と言う習慣がなかった。その一言のおかげで、すぐに家族として打ち解けて仲良く暮らすことができたという。 内山さんは細い道路を自転車で通ると […]

ほろほろ通信『百歳の誕生日を前にして』志賀内泰弘

特別養護施設に入居していた小牧市の三和稔さん(74)のお母さんは、去る9月20日の敬老の日が、なんと百歳の誕生日。施設では誕生会を準備していた。ところが、6日に容態が急変し亡くなられてしまった。 三和さんは7人兄弟の長男。以前は自宅で母親の介護をしていたが、高齢になり世話ができなくなってしまった。老々介護だ。やむをえず施設を利用したが、実に献身的に面倒をみてくれたという。 担当のスタッフ7人が交代 […]

ほろほろ通信『夢に見た天童よしみコンサート』志賀内泰弘

名古屋市千種区の河岸ひと美さん(43)の母親は、天童よしみの大ファン。コンサートに行くのが夢だった。念願かないチケットを買うことができ、その日を楽しみにしていた。ところが、コンサートの一カ月前に病気で倒れてしまう。幸い命に別状はなかったが、認知症になり外出もままならなくなった。 涙ながらに「天童よしみに会いたい」と言う。何の趣味もなく、家事や子育てだけに生きてきた人生だった。何とか行かせてやりたい […]

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プチ紳士・プチ淑女を探せ!運動とは?

ゆっくりでいい。一歩ずつでいい。
自分のできる範囲でいいから、
周りのことを思いやる世の中を作ろう

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